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風次郎の『八ヶ岳山麓通信』 No297
三月の八ヶ岳 (210310)
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畑仕事開始 2021.03
3月10日は良い天気に恵まれた。コロナ禍の緊急事態はなかなか解除されない
が、畑の準備は時期を失っしないように始めたい思いがあって、朝から畑に出た。
30坪ほどの狭い畑ではあるが、秋から冬を越したまま地表面に残ったり、雪の
下から生えた草を除くことからはじめるのである。
雪の少ない冬だったし、春めいたのも早かったから、少しづつナズナやはこべな
どの雑草が、暖かくなってほけてきた黒い土の上に少し緑を帯びて立ちあがろうと
している。これを摘み取るようにして除いておくことで、先ずは当分の間、畑は雑
草のはびこるのを避けることができる。
1時間ぐらいかけてこの作業を終え、畑の周囲の土手草との境も整え、とりあえ
ず畑全体を均し、畝を立ててみることにした。
今年も 例年に倣って全体の半分には棒ネギを、あとはジャガイモ、トウモロコシ、
ルバーブ、ピーマンなどを育ててみたいと思っている。
――暖かい陽の中で坦々と土を起こし、汗を掻いて作業をつづけた。
周囲には人の気配もなく、とても静かで、ひたすら土を均し、その後に畝を立て
ていく。
たっぷり午前中をかけてこの作業を終えた。
富士見高原の春は、普段住む東京に約1か月遅れてやってくる。畑の草が生え始
める程度で、周囲はまだ常緑の松やアララギのほかは、木々に葉のないまま立ちん
ぼうで、生気を見るのは畑の先の木蓮が花芽を膨らましているのみである。
「静かで穏やかな中に日光がそそぐ春の日」そのものの庭先の畑であった。
私は鍬を置き、この春の仕事始めのひと仕事を納得して、昼の休みにしようと縁
側に上がった。
腰を下ろしたベランダから眺める黒土の畝の盛り上がった畑は、今年の先行きの
希望を与えてくれるようであった。
八ヶ岳はまだ名残の雪を尾根に連ねたまま、青空いっぱいの中に春日を浴びてい
た。
風次郎
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