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      風次郎の『八ヶ岳山麓通信』 No284
   
    車窓の富士(2019.10.27)
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                     庭の手入れ (2)                                      2019・10・27

                                   思いのほか暖かい晩秋だと思う。
                                   かと言って10月は良い天気だったわけでなく雨が多く、台風も来て日本列島は
                                  災害列島になってしまったかの如くであった。各地に悲惨なその爪痕が残り、後始
                                  末どころか今後の生活についても思案を余儀なくされている人がたくさんいる。
                                   思えば、昨年も暑い夏、雨の多い夏から秋であったから、地球温暖化の影響がも
                                  たらす気象の変動といわれることに向き合わねばならないのであろう。

                                   なかなか良い天気の日が捕まえられないでいたところに、台風19号で中央線が
                                  止まり、中央道も使えず、南天寮の庭木の手入れに行けたのは10月27日になっ
                                  てしまった。例年なら、もう毎日霜が降りて時には雪の舞うこともあった時期だが、
                                   その日はポカポカと暖かな、作業にはうってつけの日であった。
 
                                   中央線はまだ高尾~相模湖間が単線の折り返しの為、ズタズタのつなぎ運転で、
                                  5時半に国立駅を発ったが高尾、相模湖、大月、甲府と乗り換えて富士見に着いた
                                  のは9時半、帰りも同じように乗り換え、片道4時間を超える列車旅であった。
                                   やっと10月28日から、これは駅の説明通り平常運転が行われて、特急も順調
                                  に走っているようだからホッと一安心である。

                                                        〇

                                   南天寮の庭にある白樺の木に手を加え始めている。芯を止める魂胆であるため、
                                  大きくなった幹を高さ3~4mあたりで切ってしまうのだが、その位置を見定める
                                  のが難しい。上手く枝が残るようにしないと、枯れてしまうからだ。
                                   勿論せっかくの白樺林だから、見てくれにも多少配慮したいと思う。下から眺め、
                                  上から眺め、部屋のベランダからの眺めも確かめて、どうにかうなずける場所を、
                                  チェンソーを当てて思い切って切ってしまうのである。私にしてみればある程度の
                                  決断がいる。

                                   菜園に寄った東側から手掛け、その日は3本の手入れを終えた。
                                   畑との間には、いつの間にか紅葉の木が生えてこれも太さ7~8センチの幹に大
                                  きくなっていたので整形した。隣には赤モクレンの大木があるが、まだ大葉が繁っ
                                  ているので、これは葉が枯落ちてしまってからにしようと思う。秋のうちに来春の為
                                  の花芽が付くので、気を配らねばならない。
                                   脚立梯子を幹の脇に立て、傾いで危なくないよう慎重を要する作業は芯が疲れる。
                                   お昼時間を遅らせて1時半ごろまで続けると、汗びっしょりになってしまった。
                                   だが、この作業を三日もかけて行えば、さっぱりとして冬越しが出来、来年からは
                                  枝の剪定だけで夏を過ごすことが出来るだろう。

                                   時々手を休めて眺める八ヶ岳、釜無連山もそろそろ紅葉を迎える時期である。そ
                                  の日は好天に、只々眩しい太陽を浴びる山肌が光っていた。
                                   こんな風にして、高原の短い秋は過ぎていく。
                                     
                                                                           風次郎
                                

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