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風次郎のColumn『東京楽歩』  
  (No679H-053)
           
               あやめの花     

                                                         
       東京楽歩(No679)  私的花語り(No53)                        
                                                                

                         あやめ

                         梅雨の時節「あやめ」の花の見頃である。と言うか、今年は暖かい初夏だったので、ピー
                        クは過ぎたところか。
                         「あやめ」の名は、旧くサトイモ科のショウブ(アヤメグサ)を指した語とのことで、現
                        在のアヤメは「はなあやめ」と呼ばれたという。アヤメの多くは山野の草地に自生している
                        ものが本種で、外花被片(前面に垂れ下がった花びら)には網目模様があるのが特徴であり、
                        本種の和名の元になったのであった。

                         花茎は分岐しない。葉は直立し、高さ40ー60cm程度。この季節径8cmほどの紺色の花を1
                        -3個付ける。北海道から九州まで分布し、他のアヤメ属の種であるノハナショウブやカキ
                        ツバタのように湿地に生えることは、まれであるというから、本来「いずれ、あやめかカキ
                        ツバタ」と間違われることなどない筈なのだが――。
                         巷では、アヤメ類の総称として、厳密なアヤメ以外の種別にあたる、ハナショウブやカキ
                        ツバタを含めて、アヤメと呼称する習慣が一般的である。だから、ハナショウブなどをアヤ
                        メと呼んでも間違いには当たらないと言うことだろう。
                         その筋の解説書に寄れば、外花被片に網目模様があるのが「あやめ」、
                                  外花被片に網目模様なく、外花被片に白い斑紋があるのは「カキツバタ」、
                                  外花被片に網目模様なし外花被片に黄色い斑紋があるハナショウブ
                        とのことである。

                         南天寮の庭にもこの花を好んだ姉がたくさん植えこんだ旧い株がたくさん残って咲いてい
                        る。
                         私の故郷ではこの花を「かっこう花」と呼んでいた。その名の通りこの季節は、5月ごろ
                        からしきりにカッコウ鳥が鳴き始め、6月に入って鳴き方に本来を得た見事な鳴き声が響く
                        ようになる。
                         花は多年草で絶えず。原産地を日本を含む東アジアとする東洋の花である。また、病を治
                        す薬草としても使われる。
                         あやめの花の花言葉は、希望、愛、朗報、優雅さ、など先行きに明るいものが多い。

                        

                                                                          風次郎                         

      
       ――いずれあやめか、かきつばた―― 
    

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