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風次郎のColumn『東京楽歩』  
  (No674H-052)
           
               クレマチスの花     

                                                         
       東京楽歩(No674)  私的花語り(No52)                        
                                                                

                         クレマチス

                         花が美しい今年だが、この花も今年は色鮮やかに少し大きめに咲いて終盤を迎えたとこ
                        ろである。我が家の玄関先でも、毎年花をつける弦がマキの木の枝先に届くほどのびて、
                        綺麗な花を見せてくれた。
                         クレマチス(Clematis)は、キンポウゲ科センニンソウ属のこと。このセンニンソウ属の
                        蔓性多年草のうち、花が大きく観賞価値の高い品種の総称である。
                         修景用のつる植物として人気があり、「蔓性植物の女王」と呼ばれているそうだ。巷では
                        テッセン(鉄仙)およびカザグルマ(風車)と呼ばれている種が多いが、いずれもクレマチ
                        ス(センニンソウ属)に属する。
                         属名「クレマチス」は、ギリシア語の「 klema(ブドウなどのツル)」が語源で、ツルで
                        まつわりつく性質に由来している由、修景用のツル植物として人気が高く、そこから「ツル
                        性植物の女王」と呼ばれるようになったようだ。

                         野生種としてのセンニンソウ属は北半球に広く分布している。
                         クレマチスの原種は約 300種類も存在すると言われ、日本をはじめ世界各地に分布する。
                         園芸種としてのクレマチスは、大きく分けて、つるを残し越冬する旧枝咲き(米モンタナ
                        系、パテンス系など)や新旧両枝咲き(フロリダ系、ラヌギノーサ系など)とされ地上部が
                        枯れ、翌年に新枝を伸ばす新枝咲き(ビチセラ系、ジャックマニー系など)がある。
                         日本や中国では大輪のクレマチスを鉢に仕立ての鑑賞が多いが、ヨーロッパ原産種および
                        その交配種は花が小さいことから、ヨーロッパでは主に修景に用いられている。最近はバラ
                        と組み合わせてオベリスクやアーチに絡めたり、ワイヤーで誘引し壁面を這わせる仕立て方
                        が人気でイングリッシュガーデンの主役を飾るという。

                         花は花弁をもたず、花弁のように変化した萼を持つ点が特徴であるが、原種は花も小さく、
                        花色も多くなかったと言われる。
                         種子(実際は果実)は先端に鞭状の突起があり、その表面に多数の綿毛をはやす。葉は三
                        出複葉か二回三出複葉で、つる性のものでは葉柄は他の植物の茎などにやや巻き付き、掴む
                        ような感じになって茎を固定する。

                         日本産のものは、ボタンヅル、センニンソウ、ハンショウヅル、カザグルマ等がある。ボ
                        タンヅル、センニンソウと呼ばれるものは小型の白い花を多数着ける。ハンショウヅルは釣
                        り鐘型の花を少数着ける。これらではなく、カザグルマのように大柄の上向きに平らに開い
                        た花をつけるものが鑑賞用に喜ばれ、人工交配品による種も作られている。交配は原種をも
                        とに何世紀にもわたって続けられ、現在では 2,000種を超える交配品種が生み出されている。
                         一重咲き、八重咲き、万重咲き、チューリップ咲き、釣鐘型と多くのバリエーショ
                        ンがみられる。

                         クレマチスの花言葉は「美しい精神」「旅人の喜び」。明確な色別や種類別の花言葉はつ
                        けられていない。ツルが細いのに大きく鮮やかな花を咲かせることに由来するという。「旅
                        人の喜び」の花言葉は、ヨーロッパにおいて旅人が快適に一夜を過ごせるよう、宿の玄関に
                        クレマチスを植えてやさしく迎え入れたことにちなむとか…

                         ただ、茎や葉の汁に毒性があり、皮膚に付くとかぶれたり皮膚炎を起こすことがあるので、
                        注意を要する。
                         毒性は、花にとっての防衛手段?どの花にも多かれ少なかれ、必ずついて回ると心得たい。

                                                                          風次郎                         

      
       一般には「てっせん」とも呼ばれる 
    

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