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風次郎のColumn『東京楽歩』
(No669H-051)
咲いたユキヤナギ
東京楽歩(No669) 私的花語り(No51)
ゆきやなぎ
近所の家々の庭にも、街道筋にもユキヤナギがいっぱい咲いている。風次郎の南天寮にも大き
な株があるが、海抜900mではまだみどりはごく薄く、庭の日向にウツボグサが蕾をもったば
かりだから、ユキヤナギはまだまだ先だ。東京の春は早い。
細い枝いっぱいにたくさんの白い花を咲かせることが特徴のゆきやなぎの花は、その姿が、柳
の枝に降り積もった雪のようにみえることから、付けられた名前だという。また、散った花びら
の様子が、地面に砕いた米(小米)をまいたようにみえることから、「小米花」とも呼ばれてい
るという。
小さく可憐な白い花にちなんで、「愛らしさ」という花言葉がつけられている。他にも『愛嬌』
『愛らしさ』『賢明』『殊勝』『静かな思い』などの花言葉で親しまれているが、なかでも『
静かな思い』は、枝を埋め尽くすほどたくさんの花を咲かせるにもかかわらず、しとやかな印象
を受けるに由来するとのことである。
春風になびく印象が名づけるに好印象なのだろうか――。
ユキヤナギは、早春の3~5月、春を告げるように開花期を迎える。まさに今が盛りだ。
花は2~3週間の長い間楽しむことができ、切り花にしても1週間ほどはきれいに咲き続けて
くれる。大きくなると1.5mほどの高さになるが、あまり手を掛けなくても成長し、地面の際
から枝がいく本にも枝垂れて、細く、ぎざぎざのある葉をつける。
花は、5弁で雪白の小さなものを枝全体につける。そのさまから和名がついた。
公園などでもよく見かけるが、自生種は石川県で絶滅危惧Ⅰ類に指定されているなど、地域的
には絶滅が危惧されているとのこと、土質を選ばず、旺盛と聞いていたし、逞しく繁殖している
ように思ったが、あながちそうでもないらしい。
この季節私の住まいの界隈では沢山目に入る。鎌倉の海蔵寺がユキヤナギの名所とのことであ
るが行ったことは無い。
バラ科・シモツケ属(英名)Thunberg’s meadowsweet(学名)Spiraea
thunbergii
日本原産であると考えられているが、中国原産という説もある。
花は白、葉が黄金色(ライムグリーン)である。明るいグリーンなので、花のない時期もカラー
リーフ的に楽しむことができる。
改良種の「蒲田早生」は、大きな花をたくさん咲かせる品種のユキヤナギで、生け花用に使わ
れている。「フジノ・ピンク」「フジノピンキー」といわれる品種は、蕾が濃いピンクで、花弁
の外側がピンク色のユキヤナギである。開花すると白っぽくなる上品な色合いとのこと。
ユキヤナギは百花繚乱の季節の先駆けを飾る花である。
風次郎
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