カーネーション 花言葉は「母の愛」
                                                                  

                                                                   Music by Music Cafe-Megumi Ichihara
                                                                    (挿入曲 モーツアルト ソナタK331)

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風次郎の『善言・愛語』
――日々心の修養の為に――
Tokyo Joylife No722(A075)
 

                               「より良く人生を生きたい」
                              これは誰もが望むことだと思う。
                               しかし、これを実現することはなかなか難しい。そう思いつつ日々を過ごすことが人生そのも
                              ののようにも思う。
                               だから心の修養を心掛けるということなのだろう――。
                             
                               風次郎も凡人として、生き方を事につけ思い巡らしている。
                               そんな日々の中で留めたい珠玉の言葉を見つけたり、注目して記してみたいと思う。
                               どうか読者の方々も賛同いただけたなら、生き方の中へ加味していただきたい。

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                                                     2022年11月6日
  75 「利他」と親心
                                                    風次郎
                                                  yahfuujiro3@yahoo.co.jp
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                            「利他」は、「謙遜」に繫がれる大切な言葉だと思います。何故か――
                          世の中を平たく渡っていくには自我を抑え、利他に通ずる難しい道を歩かねばなら
                          ないからです。
                           この難しい「利他」を、先日亡くなられた稲盛和夫氏が、分かりやすく説明してい
                          ます。(「生き方」サンマーク出版)
                           ――『私たちの心には「自分だけがよければいい」と考える利己の心と、「自分を
                          犠牲にしても他の人を助けよう」とする利他の心があり、利己の心で判断すると、自
                          分のことしか考えていないので、誰の協力も得られず自分中心ですから視野も狭くな
                          り、間違った判断をしてしまうのです。
                           一方、利他の心で判断すると「人によかれ」という心ですから、まわりの人みんな
                          が協力してくれ、また視野も広くなるので、正しい判断ができるのです。
                           より良い仕事をしていくためには、自分だけのことを考えて判断するのではなく、
                          まわりの人のことを考えて、思いやりに満ちた「利他の心」に立って判断をすべきで
                          す。』と、――

                           まわりの人、相手の人、のことを考えて自分が動くことはとても難しく、その心が
                          けを通した稲盛さんは対面しても決して偉ぶらない、優しい雰囲気の方でした。氏に
                          してこそ語れる「利他」だと思います。

                                                    〇

                           私は、この世の中で最も美しい愛は子育てをする母親だと思っています。一男子と
                          して、只羨ましいと思うことしかできない姿です。
                           しかし、難しいこの「利他」の実践を赤ちゃんをあやす「親心」に当てはめて考え
                          ています。
                           母親が、幼子のおなかが空いた時とは別の、泣き止まない時の向き合い方です。
                           言葉も通じない、頑是ない幼子に対して、その子の要求や感情を何とか受け止めて、
                          泣き止ませようとするあの無心な姿こそ愛情を注ぐ自然の姿であり、転じて「利他」
                          の分かりやすい基本形のような気がしているのです。
                           まさに、自分のことを念頭におかない。叱ることも、強引もダメなときに、ほって
                          おいたり、ときにひきづられるように従ったり、相手本位に身を委ねて思いを受け止
                          めつつ、同体で最善に臨む様子は本能の実践なのだろうか、と思わせられます。
                           そして、やっと泣き止んだ赤ちゃんに、母親は大抵何かを悟らせているようにみえ
                          るのです。

                           微笑ましいその美しい光景は、街角でも茶飯事に見かけられます。大いに学びの参
                          考事例を得る機会があります。実にホッとする風景です。
 
                           親心は、「這えば立て、立てば歩めの――」との励ましが伴うものでありますが、
                          この親の愛情に似た温かい心遣いこそ、「利他」の出発点だと思われるのです。
                           利他に必達する無心の愛は、或いは母性特有のものかもしれないのですが、であれ
                          ば、母親ならず男性たるも余計そこに学び、親心として身に着ける努力を重ねるべき
                          であろうか、との思いです。
                           何故なら、「利他」をもって男性が活躍する機会は殊に社会に於ける接点におおい
                          にあるからです。
                       
                                                                       風次郎


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