金木犀   花言葉は「謙虚」
                                                                  

                                                                   Music by Music Cafe-Megumi Ichihara
                                                                    (挿入曲 モーツアルト ソナタK331)

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風次郎の『善言・愛語』
――日々心の修養の為に――
Tokyo Joylife No719(A074)
 

                               「より良く人生を生きたい」
                              これは誰もが望むことだと思う。
                               しかし、これを実現することはなかなか難しい。そう思いつつ日々を過ごすことが人生そのも
                              ののようにも思う。
                               だから心の修養を心掛けるということなのだろう――。
                             
                               風次郎も凡人として、生き方を事につけ思い巡らしている。
                               そんな日々の中で留めたい珠玉の言葉を見つけたり、注目して記してみたいと思う。
                               どうか読者の方々も賛同いただけたなら、生き方の中へ加味していただきたい。

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                                                     2022年10月2日
  74 知恥
                                                    風次郎
                                                  yahfuujiro3@yahoo.co.jp
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                            わが国では足利末期から徳川にかけての頃、中国では「明」の時代、軍司令官と相
                           容れず左遷されて国に帰りその後はもっぱら教育・学問に身を献げて世を終わった袁
                           了凡が著した立命の書「陰シツ(騭)録」では、その終章で改過(過ちを改める)こ
                           との重要性が説かれている。
                            すなわち、福を穫て禍(わざわい)を遠ざけようと欲するのであれば、善を行うこ
                           とを論ずる前に、まず過を改めなくてはいけない。と、
                            さらに、但だ、過を改むるには、第一に耻心(原文のまま)を発するを要すとし、
                           孟子曰く「恥の人に於ける大なり」をも引用して、其の之を得れば則ち聖賢、之を失
                           へば則ち禽獣たるを以てのみ。此れ過を改の要機なり。と手厳しく結んでいる。
 
                             「知恥」こそ重大である。

                            恥ずる心を持っておると、自ら省みるという人間の特性によって精進するようにな
                           るのだと言われる。
                            袁了凡の書を解説する安岡正篤師は、恥は敬と一対のものであり、恥を知れば必ず
                           敬を知り、敬を知れば必ず恥を知る。と説く。
                            敬はより高き尊きに対する人間の感情であるから、敬するを知れば、自ら省みて恥
                           ずるようになるのである、と。それこそ人間と動物の違いもつきつめると、恥を知る
                           と知らぬとに帰する。だから人を罵る(ののしる)一番の語を「恥知らず!」という、
                           ――と。

                            その意味において人間の進歩向上は「知恥」ということから出発する、ということ
                           が出来るのであろうか。
                            袁了凡は、続けて第2は畏れる心を起こすことが大事、第3は勇猛進を奮い起こす
                           ことが大事だと、恥心、畏心、勇心の三つの心の具えを説いている。

                            ことに臨むにあたっては、先ず冷静に向かい合いたい言葉である。
                                                                       風次郎


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