雨に咲く花 アジサイ
Music
by Music Cafe-Megumi Ichihara
(挿入曲 モーツアルト ソナタK331)
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風次郎の『善言・愛語』
――日々心の修養の為に――
Tokyo Joylife No680(A060)
「より良く人生を生きたい」
これは誰もが望むことだと思う。
しかし、これを実現することはなかなか難しい。そう思いつつ日々を過ごすことが人生そのも
ののようにも思う。
だから心の修養を心掛けるということなのだろう――。
風次郎も凡人として、生き方を事につけ思い巡らしている。
そんな日々の中で留めたい珠玉の言葉を見つけたり、注目して記してみたいと思う。
どうか読者の方々も賛同いただけたなら、生き方の中へ加味していただきたい。
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2021年7月04日
60.成我者朋友
風次郎
yahfuujiro3@yahoo.co.jp
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成我者朋友(われをなすものはほうゆう)
朋友の大切さ、朋友のありがたさを語った百丈懐海(ひゃくじょうえかい=唐代の禅
僧)の言葉です。
高弟に洞山良价(とうざんりょうかい)を輩出し、中国曹洞宗にその名を留める雲巖曇
晟(うんがんどんじょう)は、若いころ百丈を師と仰ぎ修行を積みますが、思うように
進みませんでした。その必死な修行ぶりを見守り続けた兄弟弟子の道吾(どうご)(二
人は実の兄弟とも伝わります)は手紙で、師匠を百丈懐海から別の師匠薬山惟儼(やく
さんいげん)へ代わるよう勧めたのでした。
その手紙を弟子から読ませてもらった師の百丈は「昔から自分を本当に理解してくれ
るのは友人だというが、それは本当だ。私のところでぐずぐずなどせず、早く薬山につ
いて学べ」と道吾の思いやりを肯(うべな)ったのでした。
雲巖は百丈のもとを離れ、薬山のもとで道吾とともに一層修行に励み、後代に嗣ぐ修
得を達しました。
師でありながら、友からの助言をないがしろにするなと促した百丈の教えは、春秋時
代の管仲によるものです。
管仲は斉の桓公の宰相ですが、若い時は何をやってもうまくいかず友人の鮑叔(ほう
しゅく)に迷惑をかけ続けました。しかし鮑叔は見捨てることなく管仲を支えました。
管仲は「生んでくれたのは両親、本当に私を理解してくれたのは鮑叔」と述懐するほ
どで、二人の友情は史記列伝にも「菅鮑の交わり」と評されるものでした。
これは、「知己」と呼べる友人。怯むことにない修行、他人の実力を認める包容力。
様々な理解をゆるす逸話であります。
人が人としての道を誤らずに全うすることは容易いことではありません。心がけに加
えて重要なことは、友人の支えであります。
朋友と言える「友」をもっていることはとても幸せなことだと思います。
「友」を大切にしましょう。
風次郎
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