風次郎の世界旅
   アメリカの思い出(4)
   ニューヨーク2006冬

                                                    BGM by ASSO 「虹の音色」



孫娘のスケート教室(Lay Skate center)

          (4)―孫娘のスケートとNYのウインタースポーツシーズン

NYでもウインタースポーツで冬に圧倒的な人気は、氷上のアイスホッケーとフィギアスケート、
バスケットボールもどちらかというとシーズンになる。
孫娘ミサが、住まいのあるハリソンの隣町ライのシーサイドスポーツクラブでインドアリンクの
スケート教室に所属してフィギアスケートを習っている。週一回だという練習日に私も顔を出して
みた。
大柄(男性かと思うほど)の女性のインストラクターが丁寧にメンバーの個別指導をしていた。

指導を受けるばかりでなく、みなそれぞれに弧を描いたり仲間同士で手をつないで滑ったり、子
供たちは活発だ。
子供たちのフィギアは大いに盛んである。あちこちにあるリンクは未来のオリンピックをめざす
小さなヒロインのたまごたちでいっぱいである。
 マンハッタンのロックフェラーにあるリンクも、セントラルパークにあるウールマンリンクも、
毎日夕方から練習する子供たちと先生で賑わっている。これらのリンクは観光客にも有名だし名所
でもあるので、わざわざスケートを持って駆けつける目立ちたがり屋のニューヨークっ子たちにも
人気がある。ミサもそこで滑ってみたいと出掛けたそうだが、人がごった返してとてもスケートに
はならなかったと、親子でわらっていた。
 私も冬訪れればロックフェラーのリンクを覗かないことはないし、プラザホテルからリンカーン
センターへ向かうにはウールマンリンクの脇を抜けて直線で行くのが一番近いから両リンクを眺め
ることは多い。が、なるほどアベックのスケーターも多く、いつもごった返している。
 孫娘には、スケートなら任しておけと、私も昔取った杵柄、スピードスケートでは信州諏訪でオ
リンピック選手と一緒に練習していたころのことを話してみたが、ホッケーやフィギアの話ではま
ったく太刀打ちできない。同じスケートでも全然世界の違うことのようだった。でも孫娘が同じ氷
上スポ−ツに親しむのは大賛成である。
 今はウィンタースポーツとは言っても、スケートは全て環境の整ったインドアになり、冬の厳し
さに耐えつつ寒冷地方や山中のリンクを訪ねてトレーニングに励むなどといった精神論は方向違い
だろう。
 ミサは、スタムフォードで行われたフィギア選手権で優勝した浅田真央と一緒に写真を撮っても
らったと大はしゃぎである。
 私は、夢を大きくもって鍛錬を楽しめればそれでいいのだと思う。
 ミサの練習時間は30分、他の生徒たちもアイスホッケーチームにリンクを明け渡して、インス
トラクターと握手をしてあがってきた。

 そのリンクをホームリンクにしているクラブのアイスホッケーのチームも毎日夕方練習を行うこ
とになっているとのことである。5時半になると屈強な体つきの選手たちが集まってきた。興味が
あったので選手の控室やトレーニングジムを覗いてみると、スペースも意外に広くまた清潔で道具
や設備備品が調っている。結構金回りのいいチームのようだった。
 ライはNYでも贅沢な住宅地だから、住民の寄付が多いのかも知れない。
 北米の冬はアイスホッケーとバスケットボールに熱狂する季節である。
 ここのチームは全米レベルには至っていないそうだが地域リーグでは上位にいるようだ。それは
ともかく若者の溌剌とした元気の良い姿に接するのは気持ちがいい。数年前、全米トーナメント試
合が決勝間近の頃、ロングアイランドの先の方にあるNassau Coliseum で行われたIslanders vs
Febers の試合を見に行ったことがある。人気選手には会場中が沸きあがって嬌声を上げ、立ち上
がって足を踏み鳴らしたり、手を振って応援するあの雰囲気はアメリカ的と言おうか捨てたもので
はない。

 近くにいた選手に『君の活躍する全米トーナメントを来週見に行くからね!』とからかったら、
『もう切符は売り切れているから買えないよ』と切り替えされてしまった。
     

      『風次郎の世界旅』 トップページへ
       アメリカの思い出『4』の(5)へ
      * 風次郎の「東京ジョイライフ」ホームページのトップへ
* 風次郎の『八ヶ岳山麓通信』へ
* 風次郎の『善言愛語』へ