南天寮のスズラン
                                                                  

                                                                   Music by Music Cafe-Megumi Ichihara
                                                                    (挿入曲 モーツアルト ソナタK331)

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風次郎の『善言・愛語』
――日々心の修養の為に――
Tokyo Joylife No729(A081)
 

                               「より良く人生を生きたい」
                              これは誰もが望むことだと思う。
                               しかし、これを実現することはなかなか難しい。そう思いつつ日々を過ごすことが人生そのも
                              ののようにも思う。
                               だから心の修養を心掛けるということなのだろう――。
                             
                               風次郎も凡人として、生き方を事につけ思い巡らしている。
                               そんな日々の中で留めたい珠玉の言葉を見つけたり、注目して記してみたいと思う。
                               どうか読者の方々も賛同いただけたなら、生き方の中へ加味していただきたい。

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                                                     2023年5月6日
  81 「心配しない」
                                                    風次郎
                                                  yahfuujiro3@yahoo.co.jp
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                       『人間のあらゆる行動の中で 一番無駄なのは“ 心配をする』ということです。
                     と、初めて聞かされた時は衝撃を覚えた。
                      私たちはいつも心配しているし、それに対処することはあたりまえに思えるからだ
                     ――。
                      心配事は日常茶飯に転がっているし、アッと思う瞬間にも発生している。また、心
                     配することは生活上必要なことだとも思う。

                      なのに、心配事は、仕事よりも早く人をつぶしてしまうのだという。

                      訳は簡単。どんなに心配しようとも、たとえそれが、誰がために、としたことであ
                     っても、どんなに多く心配を重ねたとしても、それによってその心配事が無くなった
                     り軽減されるということにはならないからだと―――。

                      しかし、悩みのない人はいない。その悩みの先頭に“心配”は構えているのである。
                      悩みは人を育てるとも言われれば、自分を鍛え、高める為には必要にも思う。
                      これを放っておく訳にはいかないし、自分は心配事には潰されたくないと思うのは
                     人情である。

                      一方で心配事の90%は起きないのだそうだ。だから、心配することは極力なしに
                     して、のびのび生きようという心掛けが正論に叫ばれてしかるべしだ。
                      実際、アメリカ各地の大学では、この確率統計も実施されており、ペンシルバニア
                     大学の研究では、心配事の79%は実際には起こらず、しかも、残りの21%のうち、16
                     %の出来事は、事前に準備をしていれば対処が可能。つまり、心配事が現実化するの
                     は、たった5パーセント程度という結果を導き出した、とのことである。

                      この正論も踏まえ、有名諸氏の人生指南には必ずと言っていいほど「心配をしない
                     心掛け」が出てくる。健康的ではないし、第一心配事は生活を躊躇させてしまう。

                      では、どうしたら心配や悩みを抱えてしまうことから遠ざかることができるだろう
                     か?
                      まさに禅問答まがいの問いに対し、禅僧曹洞宗特雄山建功寺の枡野俊明住職は、さ
                     まざまな悩みの正体は「妄想」であるから、この妄想をできるだけ減らすことである、
                     と説く。それが人間関係を円滑にし、悩みを減らすことにつながるのだと諭している。
                      ついつい日常の事々に心配を重ねてしまいがちな生活であればこそ、「なるほど、
                     心配のほとんどは取り越し苦労にすぎないのだから」と、脇へ置けばよいのだが――

                                            〇

                      余計な不安や悩みを抱えないように、他人の価値観に振り回されないように、無駄
                     なものをそぎ落として、限りなくシンプルに生きたい。
                      不安や悩みのほとんどが、「妄想」や「思い込み」「取り越し苦労」で実体がない
                     もの。そんなありもしないことに不安にならずにシンプルにプリミティブに生きるこ
                     とを学びたいと思う。
                      「あたりまえ」のことを大切に、丁寧に実践することで、「いま」「ここ」だけに
                     集中する。そうすることで余計な不安や悩みを抱えないように、さらりと心を整えた
                     いものである。
                      心配事の「先取り」などせず、「いま」「ここ」だけに集中する。そのポイントは、
                     減らす、手放す、忘れる──。と言われる。そうすることで、ラクに、のびのびと、
                      前向きに生きていくことができるというもののようだある。

                      ウィル・ロジャース[アメリカ合衆国のカウボーイ、コメディアン、ユーモア作家、
                     社会評論家、ボードビル芸人および俳優]は「心配とはロッキングチェアのようなも
                     のだ。私たちをせわしなく動かすのだがどこかへと運んでくれるわけじゃない」と、
                     言っている。
                      心配したところで何も解決できない。
                      自分自身に大きなプレッシャーをかけるだけだ。
                      もし建設的な心配というものがあるならば、それは起きる可能性のある問題を事前
                     に予想し、いくつかの解決策を立てることによって万全の準備態勢を取ることである。
                      例えばいくつか異なった方向に展開する可能性をはらむ問題に直面したときは、行
                     動計画を立てることによって、前に進むべきである。考えられる問題の一つひとつに
                     対して慎重に計画された対応策が準備されていれば、無益で不必要な心配事に時間を
                     浪費することもなくなる。
                      たいていの心配事は最初に思ったほど深刻なものではないと思おう。
 
                      エネルギーをいらぬ心配のために浪費してはいけない。
                      夜も眠れないほどの心配事も、新しい一日を照らし出す太陽の光にさらされると、
                     取るに足りないものになってしまうだろう。
                      心配で眠れないときの解決法は、枕元にメモ帳を置いておくことだという。一晩中
                     眠らずにあれこれ思い悩むよりも、心配事についてメモ帳に書き出しておく方がよほ
                     ど簡単だ、ということに気づくと言われる。
                      いずれ立ち向かわなくてはならない事柄がある場合、その解決方法についてクヨク
                     ヨ悩むのではなく、問題処理のため明日すべきことのリストを作るのが早道のようで
                     ある。

                      「心配しない」を、心がけよう。

                                                                風次郎

                                                                
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