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風次郎のColumn『東京楽歩』
(No374T−90)
「日立イノベーションフォーラム2014」パンフ
2014年11月
東京楽歩(No90)
日立イノベーションフォーラム2014
Hitachi Innovation Foyum2014が10・30〜31、今週有楽町の東京フォーラムで
開かれていた。以前から案内を戴いていたので参加して来た。
日立グループが総力を挙げて行ったイベントで、掲げられたテーマは、『人々の未来
を拓くイノベーション〜情報活用が革新するビジネスと社会〜』、モノ作りから総合統
合産業へ、さらにグローバル化に向けて如実な取り組みを遂げているやに見える日本の
代表的企業群らしく、華々しくも有意義なフォーラムだったと思う。
要はITを駆使して情報を如何に活用するか、社会問題から固有のマーケティングま
でその糸口を探り、或いはメディアと共に提供していく姿勢を大いにアピールしていた。
私は、いくつかのブースで具体的なテーマに基づいて展示されたハードや資料パネル
を眺めながら、「この項で日立が独特にプレゼンできるものは何か」などと、生意気に
質問してみたが、若い担当者たちは応用問題には熱のあるコメントを現わさなかったよ
うに思う。もしかしたら当方とのやり取りが、先方に資するに及ばなかったのか、いや
そうであろう。
例えば、ビッグデータはその取扱いにデリケート性を伴っているが、而今必然的に重
要視されると思う。その中で選挙の出口調査というプライベート情報は極めて当落予想
に対して高い確度であると思う。しからば、それを応用したビジネスはどのように展開
されようかとの質問に熱線を感じさせる担当者はいなかった。
私見ではあるが、これからのグローバル情報化社会に於いては、社会とのバランスの
良いコミニケーションは如何なる分野にあってもベースになる。なればこそ、ITの進
化を凌駕すべく、企業にあっては、再び個々において社員教育投資に重きを置く時代と
なるような気がする。
もちろんこのイベントのように、社会に広くアピールと対話を求める企画と並んでの
事であろうが。
『イノベーション』がテーマであるに相応しくノーベル経済学賞が肩に付いた話題の
人、プリンストン大学のポール・クルーグマン氏の講演があった。
同時通訳も徹底していたが、さすがに全世界多方面で場数の師、明快な論旨と私にも
解る英語で有難かった。
ご参考までに私の聞き取りメモを付記しておきます。
―――2014.10.31ポール・クルーグマン講演―――
アベノミクスの評価と問題
グローバル経済に対する位置づけとして、innovationの重要性は高い。
日本は1080年代土地開発で経済を押し上げ、はじけて、以後長期停滞状態に陥った。
氏は2000年にプリンストンに席を置いたが、Japanificasion(日本現象)などとい
う言葉を使って、自分も含め殊にスエーデンのスベンソンなど、又前FRBにいたバー
ナンキも日本を危惧していた。
結果的には、1980年代からのことは米とも変わらなず、米も住宅バブルがはじけ、
インフレからデフレになったのである。但し、これは本格的なデフレではない。
続いて、ユーロ圏がインフレーションに巻き込まれている。
その後、新興市場の台頭が切返しの視点となったが、それもそう強いものではないと
解ってきた。
問題点T
「負債が多すぎるという問題」が日本にはある。
しかし、その負債によって利益をもたらされる人々にとっての影響が生ずることから、
お互いに問題にしないという思想が生まれるのだ。
その結果が、負債のパーセンテージが減少しない状況を生む。これがderivalising?
が生じてこない現象を生む。但し、デフレの阻止、例えば公共投資の縮小などは対策
として相反するものであると考える。
問題点U
ヨーロッパの間違いがあった。
利上げを実施した。―特にスエーデン― →デフレを脱却できない。
対処の現状
日本は模範的な存在(模範的であるべき存在?)になってきたと思われる。
政策と同時に看過できないsecure staguflastion =経済が停滞したまま長い間止まった
状態である。
これへの常とう手段は「利下げ」であるが、0より下げる事が出来ない。
日本は1990年、欧米は2008年からの状態である。
マイナス金利等も含め、このような状況は「短期的な政策の間違い」と考えるべきではな
い。
これからの視点
人口形態の変化 人口は経済の規模に影響する。
日本の場合は1970年以降減少している。
ヨーロッパは2009年からである。
米は、出生率、移民で減少は無いが、就労人口比率は下がっている。
経済に関するinnovation(technolozy) のピッチが変わった。
internetの普及、innovative technolozy(サプライチェーン)など
twitter、smart pfone などの出現
ピーター・テール(pay pal創設者)等登場
技術的な洗練性は世界同時化している。
生産性やtechnorozy 、金融政策や通貨政策 の微妙な相違を視る
エマージング・マーケットに問題
特に中国 成長が貧困を埋め続けられるか?投資がGDPの47〜%
自国だけが貿易黒字を貯めこんでいる。1980年代の日
本に似た不動産バブル →着地できるか→リスク
ヨーロッパの対処の仕方
米の先行きも不明がある
これからの対処
民間のinnovationn展開に期待
日本のアベノミクスは、ひとつの試みとして、政策innovationとして成功と言えようが、
政策のresponseを間違わないように、
殊に米は全く他と違った政策が必要(本来デフレを必要としている)な国であるし、又、
欧米は直感で政策を立案する傾向がある事も注意点。
風次郎
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