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風次郎のColumn『東京楽歩』
(No352T−75)
烏帽子岳と草千里(2014.6)
2014年6月
東京楽歩(No75)
南九州を巡る旅 (1)関東梅雨入りの日に出発・阿蘇へ
関東の梅雨入り宣言は6月3日であった。
カンカン照りの暑さにびっくり、辟易していたところだったので、雨のしっとり感を
楽しむ余裕があったが、長雨になるとやはり鬱陶しい。
八ヶ岳山麓南天寮の畑も今シーズンの種蒔き、植え付けを一通り終わったので、骨休
めに南九州の温泉巡りに出かけることにした。
と言うのも、はなが昨秋行ったパース(西オーストラリア)で見てきたジャカランタ
の花が日本でただ1カ所日南海岸に見られるというツアー広告を見つけ、それに乗った
のである。
羽田発8時(集合時間7時20分)と、早朝5時過ぎには家を発って、すでに早出出
勤者たちの行き交うJR、京急を乗り継いで羽田空港からスタートした。
降り立ったのは熊本空港。以前熊本市健軍町にあった滑走路長1200mの空港を1
971年、ジェット対応化を備えて現在地に移転(滑走路長2500m)九州では福岡、
鹿児島に次ぐ利用客がある空港である。通称熊本阿蘇空港と呼ばれる如く、熊本市から
北東へ約20kmの阿蘇山麓にある。私はこの空港を訪れるのは初めであった。
日本の空港は知る限り、何処も白い建物が多く、明るくきれいに整備されていて気持
ちが良い。幸い曇り空ではあったが雨は無く、私達の旅は参加者24人、2人の案内人
が南国交通のバスを利用して始まった。
飛行場は阿蘇山の麓にあったから、国道57号線からすぐに山道にかかった。外輪山
にかかる山の斜面には風力発電機(約10基)が見えていた。
阿蘇山(あそさん)は、今も活火山を擁する雄大な山だ。。広大な外輪山を含めた全
域は、世界でも有数の大型カルデラ地形(鍋型)である。また、「火の国」熊本県のシ
ンボルとして親しまれている。
カルデラ内部に出来た中央火口丘群の山々は、阿蘇五岳(あそごがく)と呼ばれ、最
高峰の高岳(1,592.3m)、中岳(1,506m)、根子岳(1,408m)、烏帽子岳(1,337m)、
杵島岳(1,270m)。なお、烏帽子岳山頂には一等三角点「西烏帽子岳」がある。
このカルデラは、30万年前〜9万年前に発生した4回の巨大噴火により形成された
とされ、その大きさは日本で2番目(1位は北海道の屈斜路カルデラ、また3位は鹿児
島県の桜島の北にある姶良カルデラ)である。(ちなみに世界一はインドネシアのトバ
カルデラ、長軸約100km×短軸約30kmの楕円形?)
阿蘇活火山は、今年2014年1月13日に中岳第1火口で小噴火があった。
バスが県道298号線の坂道を登り始めると、米塚が見えてきた。それは草千里下に
ある約100メートルほどの均整のとれた小山であるが、火砕丘である。道路が高所に
かかると山上には火口跡があった。伝説では健磐龍命(○○のミコト)が収穫した米を
積み上げて作ったとされ、貧しい人達に米を分け与えたことで頂上にくぼみができたと
の言い伝え、国の名勝及び天然記念物に指定されている。
草千里のドライブインでお弁当を食べながら、見慣れた穏やかな風景となった、馬や
牛が草を食んで寛ぐ姿を眺めて過ごした。
強い風が吹いていた。しかし、雨に濡れて一層爽やかな緑の草原は全容を見せていた
烏帽子岳裾野一帯を豊かに潤していた。
風次郎
米塚
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