☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
  ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
       
風次郎のColumn『東京楽歩』  
  (No352T−75)

                                          烏帽子岳と草千里(2014.6)                                                                                                    

                                                                                   2014年6月
          東京楽歩(No75)

          南九州を巡る旅 (1)関東梅雨入りの日に出発・阿蘇へ
              
                          関東の梅雨入り宣言は6月3日であった。
                          カンカン照りの暑さにびっくり、辟易していたところだったので、雨のしっとり感を
                         楽しむ余裕があったが、長雨になるとやはり鬱陶しい。
                          八ヶ岳山麓南天寮の畑も今シーズンの種蒔き、植え付けを一通り終わったので、骨休
                         めに南九州の温泉巡りに出かけることにした。
                          と言うのも、はなが昨秋行ったパース(西オーストラリア)で見てきたジャカランタ
                         の花が日本でただ1カ所日南海岸に見られるというツアー広告を見つけ、それに乗った
                         のである。
 
                          羽田発8時(集合時間7時20分)と、早朝5時過ぎには家を発って、すでに早出出
                         勤者たちの行き交うJR、京急を乗り継いで羽田空港からスタートした。
                          降り立ったのは熊本空港。以前熊本市健軍町にあった滑走路長1200mの空港を1
                         971年、ジェット対応化を備えて現在地に移転(滑走路長2500m)九州では福岡、
                         鹿児島に次ぐ利用客がある空港である。通称熊本阿蘇空港と呼ばれる如く、熊本市から
                         北東へ約20kmの阿蘇山麓にある。私はこの空港を訪れるのは初めであった。
                          日本の空港は知る限り、何処も白い建物が多く、明るくきれいに整備されていて気持
                         ちが良い。幸い曇り空ではあったが雨は無く、私達の旅は参加者24人、2人の案内人
                         が南国交通のバスを利用して始まった。
                          飛行場は阿蘇山の麓にあったから、国道57号線からすぐに山道にかかった。外輪山
                         にかかる山の斜面には風力発電機(約10基)が見えていた。 
        
                          阿蘇山(あそさん)は、今も活火山を擁する雄大な山だ。。広大な外輪山を含めた全
                         域は、世界でも有数の大型カルデラ地形(鍋型)である。また、「火の国」熊本県のシ
                         ンボルとして親しまれている。
                          カルデラ内部に出来た中央火口丘群の山々は、阿蘇五岳(あそごがく)と呼ばれ、最
                         高峰の高岳(1,592.3m)、中岳(1,506m)、根子岳(1,408m)、烏帽子岳(1,337m)、
                         杵島岳(1,270m)。なお、烏帽子岳山頂には一等三角点「西烏帽子岳」がある。
                          このカルデラは、30万年前〜9万年前に発生した4回の巨大噴火により形成された
                         とされ、その大きさは日本で2番目(1位は北海道の屈斜路カルデラ、また3位は鹿児
                         島県の桜島の北にある姶良カルデラ)である。(ちなみに世界一はインドネシアのトバ
                         カルデラ、長軸約100km×短軸約30kmの楕円形?)
                          阿蘇活火山は、今年2014年1月13日に中岳第1火口で小噴火があった。

                          バスが県道298号線の坂道を登り始めると、米塚が見えてきた。それは草千里下に
                         ある約100メートルほどの均整のとれた小山であるが、火砕丘である。道路が高所に
                         かかると山上には火口跡があった。伝説では健磐龍命(○○のミコト)が収穫した米を
                         積み上げて作ったとされ、貧しい人達に米を分け与えたことで頂上にくぼみができたと
                         の言い伝え、国の名勝及び天然記念物に指定されている。
                          草千里のドライブインでお弁当を食べながら、見慣れた穏やかな風景となった、馬や
                         牛が草を食んで寛ぐ姿を眺めて過ごした。
                          強い風が吹いていた。しかし、雨に濡れて一層爽やかな緑の草原は全容を見せていた
                         烏帽子岳裾野一帯を豊かに潤していた。
  
                                                                            風次郎 

    
    米塚

メルマガ・風次郎の「東京ジョイライフ」「東京楽歩」No76へ 
メルマガ・風次郎の「東京ジョイライフ」トップへ
風次郎の「東京ジョイライフ」ホームページのトップへ
風次郎の「八ヶ岳山麓通信」のトップへ
風次郎の「世界旅」へ