☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
  ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
       
風次郎のColumn『東京楽歩』  
  (No320T−67)

                                                                                                                                              

                                                                                   2013年11月10日
          東京楽歩(No67)紅葉(1)

                                やっと秋が来たと思っていたのに、家の近くを散歩していたら最早紅葉を見た。
                                季節の変わり目は時の過ぎゆくのが凄い速さに思われる。
                                秋と言っても清々しい秋ばかりではないが、空の澄んだ青さも、膚に感ずるやや冷
                               たい空気も、そして眼に映る木々草花も色鮮やかで、燃えるような暑さを過ごしてき
                               た地上の安らぎを思う季節が「秋」であるのだ――。と好ましさでその紅葉を眺める。

                                富士見の南天寮の刈込がまだ終わっていなかったな――とふと思った。10日程前
                               はまだ白樺の葉が少し黄色を濃くしていた程度のように見えたが、遠山から順に降り
                               てくる色づきはまだ背景の西山では中腹であった。――最早白樺の葉は落ちてしまっ
                               たかもしれない。刈込に出かけなければ――。

                                秋は夕暮れ――とも言う。日毎に夕暮れが早くなり、それが又寂しさもともなう雰
                               囲気で感傷的である。日暮れはつるべ落としとも例えられる程に、急に暗くなる感じ
                               だ。
                                陽が落ちて薄明りになると、ああもう木々の葉はこんなに色づいているのか、と気
                               付いたりする。5時には暗がりを感ずるようになった。

                                近所の散歩道沿いの家々には、それぞれの好みの草木が季節感を知らせてくれて有
                               難いが、紅葉にちょっと驚かされたまま歩を進めると、壁際の垣に溢れこぼれるよう
                               にピラカンサの実を見せている宅の前に来た。
                                この間まで青い実だったのに、やはりもう真っ赤に光っていた。
 
                                いよいよ、本格的な秋、そして晩秋へと向かう季節である。
                                部屋にストーブを出した。 
                                 
                                                                           風次郎                    


ピラカンサ

メルマガ・風次郎の「東京ジョイライフ」「東京楽歩」No68へ 
メルマガ・風次郎の「東京ジョイライフ」トップへ
風次郎の「東京ジョイライフ」ホームページのトップへ
風次郎の「八ヶ岳山麓通信」のトップへ
風次郎の「世界旅」へ