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風次郎のColumn『東京楽歩』  
   No203(T−040)
 
一ツ橋大学東キャンパスのメタセコイヤ(11.5)

                                                          2011年5月15日
東京楽歩
               
(40)新緑(愛犬「スピカ」と) 

             街の中は新緑が美しく、香しくなった。
             5月の連休を過ぎると、一ツ橋大学のラグビー場周辺の、散った桜のあとの新緑が出
            揃って、清々しい緑のトンネルの通りになる。そしてそこには犬を連れた人たちが頻繁
            にやってくる。
             大きなゴールデンレトリバー、少し長い黒い毛で2匹が一緒に繋がれてやってくるも
            の、いつも綺麗なチョッキを着せてもらってチョコチョコト歩いてくる小さな犬などさ
            まざまだ。
             朝、私は6時半にスピカを伴って散歩に出、その緑のトンネルに向かう。だが、愛犬
            「スピカ」は誰(犬)にも仲良くなれない。図体が小さいから大きな犬に弱いのかと思
            うとそうでもないらしく、小さな犬に対しても尻尾をまたに挟んで唸っている。 人見
            知りならぬ、犬見知りはまだまだ解消されない。
             家では「スピカ」は日毎に馴ついてどんどん可愛さが増している。散歩もリードを適
            当に保って上手に歩けるようになったし、「おすわり」も良くできるようになった。なか
            なか吼えないので一時心配だったが、このところは緊張感が解けたのか、家の中でも門
            扉の音がすると吼えまくったりする。それはまだ見境が無いようだ。
             連休中八ヶ岳山麓の南天寮に出かけたので車に乗せていったところ、前の「ナナ」と
            同じで酔ってしまった。これもまだ慣れぬ性か?
             南天寮の庭は広いが、まだ放しておくわけにはいかないからベランダも庭も繋いでい
            た。まだ遅い春が残っている八ヶ岳山麓だから庭の山桜が花びらを散らせていたが、枯
            れ柴とタンポポの間にうずくまった「スピカ」はうっとりと眠ってばかりいた。

                                    ○

             寒さばかりが気になった春は、桜が終わるとレンギョウの黄、クレマチスやハナズオ
            ウの紫で夏に移行する。
             一年でもっとも外の空気の美味しい季節である。
             ゴールデンウィークには暑いほどの日もあったし、この季節、ややもすると晴れても
            突風が伴ったり、極端な暑さの日と、冬にまで後戻りしそうな寒い日があったりするの
            で、空気の美味しい好日を逃さず楽しむことが肝心だと思う。
             国立の街は一ツ橋大学の広いキャンパスを囲んで広がっているから、大学の森の緑を
            我が物が如く楽しまない手はない。それもやはりこの新緑の季節と秋の木々の色づきが
            一番であろう。
             残念ながらキャンパスには愛犬と言えども伴っては入れないが、それとは別に、私は
            このところ毎日東側キャンパスに足を運び、門を入ったところ、大きな3つの校舎に囲
            まれた広場にそそり立つ2本のメタセコイヤを見上げることにしている。
             尖塔の様に高く鋭く、真っ直ぐ見事な端正さがたまらない。
             この木に魅せられたのは一昨年の秋、真っ赤に染まった樹葉が、青く澄んだ空にクッ
            キリと輝いていたのを観たときだった。
             その尖塔のような樹葉が今、緑に燃えている。 


                                                            風次郎          


国立大学通りの新緑

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