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風次郎のColumn『東京楽歩』
No180(T−033)
色づいた公園の大葉楓
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2010年11月21日
東京秋色(1)
風次郎
fuujiro@jcom.home.ne.jp
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急ぎ足で秋が駆け抜けて行くような気がする。
まだまだと思いつつ、楽しみにしていた東京の紅葉も、どんどん深まる秋を受け
入れて日ごとに見栄えを極めているようだ。
先々週富士見高原の「白林荘」で、深紅のもみじを観ることができて喜んで帰っ
てきた。そして先週の日々、東京も一段と気温が下がり、思いの外木々の色づきは
早まったように思う。天気予報は外れて中1日小雨の降った日があっただけで、あ
とは青空が広がっていた。
週末、自宅の界隈で、気にとめておいた幾つかの場所の秋色を確かめつつそぞ
ろ歩きした。
鎌倉街道沿いにある小公園は、愛犬「ナナ」が生きている頃必ず寄って遊んだ場
所であり、散歩に馴染んでいる。その入り口にある楓の木は15センチもの大きな
葉をつけるので、色づく時を楽しみにしていたのだが、ちょうど見頃になった。
このオレンジ色が西陽に照らされて輝いている様は、満たされた季節の終章を、
艶やかに飾っている姿と言う以外ない。しかし、愛犬をともなわない私は、些か感
傷的になって公園を歩く。活動的に過ごした夏の日々、また待ちつづけたのに
風のごとく去っていくだろう今年の秋を思いつつ、惜しみつつ暫く佇んで過ごすのだっ
た。
白明坂(しらみざか)を下り、武蔵台公園の森に入れば、背の高い欅が次の色づ
きを待ちかまえて小風に葉を震わせている。雑木の森は春の桜を楽しむ黒鐘公園ま
でつながっているが、私は踵を返して、国立の桜並木の葉の赤のほうを楽しみに向
かう。
富士見高原は朝の霜に覆われたと聞く。
こちらでも、風向きがやがて北寄りに変われば、散り落ちる桜の赤と椚や欅の橙
が混じり合って道に舞い降り、歩く足に絡まる時が、もうすぐ来るのだろう。
そして、学園大通りの銀杏と一橋大学の広場にそそりたつメタセコイヤ
が濃い黄色と赤のアンサンブルを魅せてくれることを思う。
風次郎
かつらと欅が続く散歩道(2010.11)
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