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風次郎のColumn『東京楽歩』
No46(T−018)
0905木の幹に残り花
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2009年5月10日
「美しい季節の悲しい風景」
風次郎
fuujiro@jcom.home.ne.jp
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今やどこへ行っても美しい花の季節だし、外気の気持ちよいときだからと、
昨日は埼玉のゴルフ場で久し振りの晴天に恵まれゴルフを愉しんだ。
実は、道中もゴルフ場も初夏の花にあふれていた中でのこと、心が少し憂鬱
になったことがあった。
そのゴルフ場は松林に囲まれた36ホールの広大なコースが展開するのであ
る。しかし、年に数回訪れるわたしの眼に入って来て驚かされたたのは、この
季節の生き生きとした新芽の木々ではなく、立ち枯れて緑を失っていく松ノ木
たちだったのである。
ゴルフ場も数年前からこれへの対策で、すべての松の木に番号札をつけ、薬
の注入をしたり、生気を失ったものは伐採して処分しているのである。が、毎
年伐採される数は膨大で、新緑を見るべきこの季節になるとその哀れさがひと
きわ目立つ。
そして、透けた松の枝越に青空を眺める光景は悲しい。
ラウンドの最中、何回もそんなシーンに出くわして嘆くのであった。
昨年春、富士見の南天寮でも、20年生くらいのアカマツがやられて、根っ
こから切り倒し、焼いて処分したのであった。
病害とはいうが、正しくは「マツ材線虫病」というのだそうだ。
マツノマダラカミキリという媒介虫が、マツノザイセンチュウという病原体
をはこびつつ、日本全国の美しいアカマツ及びクロマツに被害を起こしている
とのことである。
困ったことに、カミキリにはこばれる線虫がアカマツの枯れ損を引き起こす
詳細なメカニズムが、未だ完全に明らかになっていないのだそうである。
生物の世界の不思議はたくさんあって、人間の世の中へ影響を与えるものも
多い昨今である。
そう言へば、豚が媒介する人間のインフルエンザの新流行も今、世界中を巻
き込んで、快適なはずのこんな季節に、私たちを恐怖に陥れている。
決して人間が不安を呼び込む環境をつくり出しているわけでもないのだろう。
いや、そうではなく、やはり人間がそれを呼び込んでいるのだろうか。
風次郎
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