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風次郎のColumn『東京楽歩』 (No551T-135)
そろそろ木槿の花も名残惜しくなる
2018年8月
東京楽歩(No135) 金曜都心行
毎週金曜日は所属している「経済クラブ」の例会講演が東洋経済社で行われるので、
日本橋まで出かけて行く。これといった毎日の日課がなくなってから、義務感のよう
に金曜日を待ち構えて電車に乗るのだが、7月の終わりから8月中は、例年夏休み
なので9月の7日は久しぶりであった。
毎回、経済界を中心に名だたる方々の論調が得られるので、浅学な者にとっては貴
重な勉強の場であり、また仲間と意見交流をする有益な機会である。
講演の個別の内容はさておき、私はこの金曜都心歩きをしばし楽しむことにしてい
る。
講演会は昼からなので、午前中はどこかを定めて見分をしたり、図書館や本屋に立
ち寄ったり、買い物や床屋に寄ったりする。終了後は決まったように仲間とお茶を飲み、
少々議論もしたりするのである。
今回、午前中は久しぶりに新宿をぶらついた。
暑さの中で店をのぞき巡ると都会の雑踏を実感している気がしてきた。人に揉まれ
ていないと生きている気がしない都会人の習性感覚なのだろうか。デパートと本屋に
寄った。
その延長線で、日本橋でも本屋とデパートに寄り、好みの本と文具を手に入れ、昼
食を軽く済ませて定例講演会に臨む。
今回は豊島逸夫氏の世界経済の動向などを聞いた。
帰りは仲間のK氏を誘い、三鷹で降りて芸術文化センターで開かれている日象展を
観た。
これも毎年初秋に妻はなが押し花アートの部に出展しているので、お付き合いの参
観であったが、絵画、造形など秀作を眺めるのも一つの清涼剤か――と、暑さの中で
目の保養も、と気取って向かったまでである。
静かに作品に触れる一時もまた有難い。
夕方の三鷹通りを駅まで歩き、今度は仕上げ?に喉越しの清涼剤で一服した。
都会はまだまだ暑さの中であるようだ。
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