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風次郎のColumn『東京楽歩』 (No543T−133)
    
                                                うぐいす                                                                                                                                        

                                                                                2018年6月
          東京楽歩(No133) 夏のうぐいす



                              東京は梅雨入りしたばかりなのだが、沖縄はもう梅雨も明けるという。毎日の天気予報では
                             台風の到来も告げられたり、日本列島の季節の通り過ぎは誠にヴァラエティーに富んでいる。
                              煩わしいことと言えば季節感とは直接関係無いが、今年は地震の頻発があって、梅雨空とに
                             らめっこしながら不安で戸惑っているというところだ。我が家でも長男が西宮に住んでいるか
                             ら、このたびの大阪地震は気をもんだが、無事のようで取り敢えずは安堵したところだ。
                              気を取り直して朝の散歩に出る。
                              と、思いのほか鳥の声が多いのに驚いた。爽やかさを求めると、このところ鶯の声をよく聞
                             くように思う。
                              鶯といえば春を迎える季節鳥というのが普通であるのに、私の家の辺りではいつもこの梅雨
                             時に盛んに鳴くのである。数年前には時々しか聴けなかったが、この2、3年少し増えたよう
                             に思う。「チュンチュン」と雀の声は途切れなくいっぱいだし、雨で民家からの餌を見つけに
                             くいのか、鴉が「カーカー、ギャーオ」とうるさく舞い飛ぶのを見るよりは好ましい。

                              鶯は「ホーホケキョ」ときれいに鳴いている。
                              いつもヤブの中にかくれているようだが、時に飛び回ってもいる。夏には「ホーホケキョ」
                             と鳴くのを終えて山に帰ってしまうから、普通はこの声はこの季節、山でなければ聞けないの
                             だが――と、こちらは頭を悩ましながら歩く。
                              さえずるのは縄張り内を見張っているオスで、「ホーホケキョ」が他の鳥に対する縄張り宣
                             言であり、巣にエサを運ぶメスに対する「縄張り内に危険なし」の合図だと聞いた。また、「
                             ケキョケキョケキョ」が侵入した者や外敵への威嚇であるとされており、これを合図に、メス
                             は自身の安全のためと、外敵に巣の位置を知られないようにするためにエサの運搬を中断して
                             身をひそめるのだそうである。

                              梅雨が明けると本格的な夏が来る。散歩道ももうしばらくすると鬱陶しい雨を気にしながら
                             の道から、暑さしのぎを気にかけつつの道になるだろう。
                              アジサイの花も終わりに近づいている。 
  
                                                                                風次郎                               

                          
                      

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