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風次郎のColumn『東京ジョイライフ』  
   No46(T−013)
 
沖縄美ら海水族館のイルカショウ(0802)
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                                                     2008年02月05日
 沖縄行き
                                                    風次郎
                                                  fuujiro@jcom.home.ne.jp
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                 年が変わって早一月もたってしまった。
                 暮れから正月、このところ時代を担っている人達と何かと付き合うことがあり、折りしも
               世界の経済が大きな転機にある中で、当にj時代の進化の更なるスピード感を感じて
               いる。
                こんなとき、リタイアした我々は身の処し方に戸惑うだけだが、せめてもの冷静を装う。
               過去となった自らの体験を静かに開示する手立てしか持たない、
               いやそれで由としよう。冷静を装うことはかなり大切なことである。

                娘の家族と一緒に東京の寒さを逃れて沖縄へ行ってきた。
                やはり南国は暖かい。外套が不要なばかりか、陽が当たるとポロシャツで戸外が散
               歩できる。海辺のホテルに泊まって、混雑のない綺麗な浜辺で孫たちと戯れるのも
               暖かさゆえのことである。
                首里城の桜がもう咲き始めて、参観の人々を和ませていた。

                私は、一度出張で那覇を訪れたことがあるだけなので、他の地域のことは全く知ら
               ず、市内もそのとき時間の合間に見せてもらった首里城の守礼門と泡盛を飲ませる
               民芸酒場(場所は覚えていない)の印象がおぼろげにあるだけだが、それも1987
               年のこと、返還後十数年を経た印象は全く異なるものだった。

                空港が立派になって驚いた。
                日本の空港はどこも皆立派で、海外を彼方此方訪ねると、その都度「日本の空港は
               綺麗で良いなあ――」と呟きたくなるほどに思う。どこでも搭乗口とロビーの間など
               乗降客の利用するスペースは殆ど絨緞が張られているし、案内も分かりやすく整って
               いる。各地建物が大抵新しいのはここ20年の間に急速に整備されたのであろうとも
               思う。
                那覇空港は軍民共用でとかく問題にされやすいが、その点を早く解決して本格的国
               際空港と化するのを期待したい。

                空港から町へ出た時に、白い街に変わったという印象を受けた。
                街並は殆どが近代建築のコンクリートで造られ、三角屋根の民家風な建物はとても
               少なくなったように感じた。道路がどこもよく整備されて、デコボコもなく舗装のメンテナ
               ンスも行き届いているようだ。公共投資は思ったよりつぎ込まれているように思う。
                海辺の方から那覇の丘を見渡したり、那覇の高台から湾沿いの繁華街を見下ろして
               も、アフリカか中東の砂漠で見たどこぞの白い街を連想させられるような気がして、
               日本的とか東洋文化の名残が見出せないと感ずるのは私だけだろうか。
                建物が総じて新しい。時代はここでも大きく変わっているのだろう。

                花で飾られた首里城は内外の観光客で賑わっていた。以前外の城壁を見ただけだっ
               たので開放された城内を巡ったら、珊瑚礁岩で緻密に修復が完成してむしろ歴史観
               を忘れさせられそうなくらいである。世界遺産となった「石門」さえ新しい材料で再
               築されたものといった方がいいようなもので、私はがっかりした。
 
                市内には大陸からの観光客が多く訪れている様子が伺えた。中国の人が多いようだ。
                近いし、アメリカナイズされた雰囲気が引客の原動力らしい。それに随分と彼の国
               から出稼ぎにきている人が多いようだ。   
                珊瑚礁という恵まれた資源で海岸線の風向は絶好の観光資源、島の労働力もまだま
               だ有りそうだし、もともと人柄の良い伝統の地だから、いっそのこと香港のように特
               別区制度を布いて、観光と貿易の拠点にするなどの方向付けはできないものだろうか
               と考えてしまった。
                勿論、軍事関連の問題点が大きく横たわっているから、夢のような話は進むまい。

                しかし、暖かく、潮の香り漂う美しき海辺の滞在は、東京で花粉症と雑踏に蔓延し
               ているマスクの風景と訳のわからない咳の気味悪さから開放されて、リラックスでき
               て楽しかった。

                うまくばかりはいかないもので、東京へ戻る立春前日の日曜は東京が大雪、羽田へ
               の航路は大混乱した。しばらくはまだ雪の残る寒さの中で春を待つ日々をおくらねばな
               るまい。春はそこまで来ているのだけれど 
                                                        風次郎

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