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風次郎のColumn『東京楽歩』 (No522T−126)
国立駅から大学通りのイルミネーション
2017年12月
東京楽歩(No126) 年末イルミネーション
さすがに今年もあと1週間となると忙しさが漂う。
寒い年末年始になるだろうと言われている。そして、年末はクリスマスである。
クリスチャンは多くない日本の国でもサンタクロースの贈り物は商戦にとって恰好な材料であ
るし、一方でささやかな贈り物の機会は、戦後から立ち直らねばならなかった貧しい庶民生活を
温める一つの雰囲気づくりでもあったから、宗教だとかプレゼントの訳などそっちのけで、子供
時代は皆クリスマスを楽しんだものだ。
町は夜になると軽快なジングルベルの音楽やクリスマスキャロルが流れ、挙ってイルミネーシ
ョンが輝かせている。
私の住む国立の街でも、イルミネーションはここ数年華やかさをあちこちで競うように増えた。
駅の正面から南へ向う大通り(通称学園通り)も毎年黄葉を終えた銀杏並木にイルミネーション
が施され、寒空を忘れさせる輝きの並木は見事だ。ピカピカと光る赤や黄色のランプは背が高く
大きな銀杏の木を見あげる通行人に降り注ぐ星のようである。
イルミネーションは斜めに伸びる旭通りの一角(ふれあい広場)にもあって、ここではトナカ
イがそりを引いているネオンが親しげに点滅していた。さらに脇の通りではクリーニング屋さん
が3階の屋根から壁いっぱいのツリーをイルミネーションで点滅させているが、ここも年々飾り
の豪華さが増して見応えがある。
少し足を延ばせば、普通の通り沿いの住居に、毎年聖書の物語の場面を舞台のように飾りつけ
て、通る人々を愉しませてくれる家がある。この家はクリスチャンなのかも知れない。
数年前、妻はなとドイツのクリスマスシーズンを旅したことがあった。
ベルリン、ニュルンベルク、ドレスデン、ミュンヘンと歩いたが、夜になるとどの町も屋台の
集合したマーケットが夜を愉しむ人々を集め、小さな飾り物のプレゼントを求めたり、暖かいワ
インを飲んで過ごすなど、市民同士触れ合う風情が多かったように思う。
大通りや広場に面した市役所などの壁面に大きなツリーを模ったイルミネーションはかなりあ
ったが、他には大袈裟なイルミネーション飾りは目立たなかったように思う。
やはりアメリカが派手で、長男が住んでいたニューヨーク郊外の街、ウェストチェスターのハ
リソンあたりでも、毎年、町内の看板屋さんが毎年自宅を大袈裟なイルミネーションで輝かせて
周囲を楽しませていたし、世界の人を集めるマンハッタンでは、ロックフェラーなど高層ビルをイ
ルミネーションで輝かせていた。
それを受けてか、東京の丸の内から有楽町の通りをこのシーズン大がかりに電飾して輝かせる
風習は、昨今大阪など各地の取り入れられているようだ。初めて行ってみた時、まるでラスベガ
スのアーケード街の中にいるような気がするほど豪華に感じた。
煌びやかや豪華が愉しいことと言う訳ではないが、忘年会だとばかりでなく、外に出て寒風を
忘れて楽しむのも季節感あって良いことかもしれない。
庶民が皆で楽しむ、と言った文化は社会にとってとても貴重に思う。
風次郎
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