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風次郎のColumn『東京楽歩』  
  (No541H−037)
           
              カシワバアジサイ     

                                                         
       東京楽歩(No541)  私的花語り(No37)   柏葉紫陽花(カシワバアジサイ)                    2018.夏   
                                                                

                     梅雨に入る前の初夏の強い日差しに咲き始めるアジサイは私の好きな花の一つである。
                     この品種に、最近新種が加わり始めた。
                     紫陽花は何と言っても初夏に時を追って色を変え、その色を濃くして紫の花株が大きく丸
                    く治まって陽に輝く姿が貫録十分な美しさと思っていた。さらに昨今は、街角のあちこちに、
                    変化した栽培種が多く見られるようになってこの時期はアジサイの季節とでも言いたい賑や
                    かさである。
                     その中で、このところ目立つように多くなったのが柏葉紫陽花で、一回り大きな株様で見応
                    えがある。
                     従来からの品種では物足りない!すこし変わった品種にチャレンジ!と言うファンに支え
                    られて増えているのだろう。我が家でも花好きの妻ハナが、いつの間にか庭の一角に一株植
                    えられていたものが今年は花を付けている。

                     文字どおり、柏のような葉に白くボリューム感のある花をつけ、三角形の花房が印象的な
                    カシワバアジサイである。
                     アジサイには、お馴染みの「ホンアジサイ」「ガクアジサイ」のほか、「セイヨウアジサ
                    イ」など、園芸用に改良された様々な品種が存在する。その結果、アジサイといえば赤もし
                    くは青のイメージのほか、現在では様々な形状や色のアジサイが楽しまれるようになった。
                     また、カシワバアジサイに限らず、アジサイの近縁種がいろいろと出現している。ピラミ
                    ッドアジサイと称される、ノリウツギの園芸品種もあらわれた。カシワバアジサイとピラミ
                    ッドアジサイは似ているが同一ではない。
                     一般的なアジサイもこの2種も、同じアジサイ科ハイドランジア属の植物ではあるが、種
                    が異なるようで、親戚関係というところだろうか。

                     カシワバアジサイを育てるには、乾燥を嫌う性質があるため、水不足に要注意である。し
                    たがって、できれば日陰で育てるほうがよいと言われる。地植えの場合、湿気を含む土に植
                    えれば頻繁に水やりをする必要はないが、鉢植えの場合には、表面が乾いて来たらたっぷり
                    と水を与えなくてはならない。水が不足してくると葉が枯れ始めるので、要注意である。(
                     但し、通常、目にする機会の多いホンアジサイよりは水不足に強い性質があるので神経質に
                    なる必要はないようです。)
                     カシワバアジサイは種まきでも増やすことが出来る。基本的には挿し木によって増やすが、
                    湿度が高く、日照時間も長い5月〜7月頃の梅雨の時期が適しているようである。
                     カシワバアジサイは剪定を行わないと、長い間花を楽しむことができます。花は咲き進む
                    とピンク色や緑色に変化していき、とても見事です。
                     ただ、長く花を楽しみたいとはいえ、花が咲き終わる前に剪定を行わなければ、翌年の花
                    芽を作ることができなくなるので、花後の剪定は、惜しいのですが7月下旬までに行った方
                    が良いのです。他のアジサイと同様に、花の2節下を切り取ります。

                                             *

                     アジサイの花言葉には、良い意味では「元気な女性」「辛抱強い愛情」「家族の結びつき
                    」「辛抱強い愛情」等、反対に悪い意味の言葉では「移り気」「浮気」など決めかねるばら
                    つきがあります。変化の花の証でしょうが、柏葉あじさいは見頃は白一色ですからサッパリと
                    「辛抱強い愛情」で行くなど如何でしょうか。

                     また、アジサイは季節を代表する花と言うことで、ともなう艶やかさもあって懐石料理等
                    の飾りに用いられることがありますが、アジサイの仲間は非常に強い毒性があるとされてい
                    る。毒性については解明されていない部分も多いので、注意が必要である。

                                                                 風次郎
         

  
種類の異なる柏葉紫陽花

    

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