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風次郎のColumn『東京楽歩』
(No322H−014)
蝋梅
東京楽歩(H-014) 私的花語り(No14)「蝋梅」 ─2014年3月初旬─
去った冬は、当初暖かな冬になるかなと感じたが、1月半ばから寒くなって、それがいつま
でも続いた。
結果は寒い冬だったということになる。
暖かいお正月だったので、蝋梅の花が咲いているのを見つけた時は、「ああ、もう咲いたか
!」と、春一番に咲くこの花の陽の光を浴びるのを愛でたのであった。
広い庭のあるすぐ近所の家の塀際に咲く蝋梅の木はいつも冬から春への希望を告げる花のよ
うだ。そう朝の散歩の帰り道で眺めている。
2月のはじめ、あちこちに梅の花を見るようになったころ、この蝋梅は少し花が散るような
気配を見せたが、再び木一面に花を見せているようだった。
当初の花は終わり、次の花が咲いたのか。まさかと思ったがそうでなければ辻褄が合わない。
今年のこの花はかくも寿命が長いように思う。
今、梅の花の絶頂期で、街は何処を歩いても梅の香りが漂う季節、梅も今年は花が見事で、
我が家の玄関まえの紅白の梅の木もきれいに咲き誇っている。
梅の花も咲いている期間は長い、がしかし蝋梅には及ばない。
蝋梅の花は長く咲いていて見応えがある。
1月から2月にかけて咲くこの花の香りは強い。ソシンロウバイ(素心蝋梅)、マンゲツロウ
バイ(満月蝋梅)、トウロウバイ(唐蝋梅)などの栽培品種があるということだが、ソシンロ
ウバイという一般の種類しか見たことがない。
調べてみると、ロウバイ科ロウバイ属の落葉低木、名前に梅がついているためバラ科サクラ
属と誤解されやすいが、別属だそうだ。元は唐の国から来たということで唐梅とも呼ばれ、中
国名も蝋梅であったことにちなんで日本でも同じ呼び名である。
花弁が蝋のような色であり、且つ臘月(ろうげつ、旧暦12月)に咲くからこの名がついた、
とされている。
「蝋のような色」と言うところがなんとなく外来種を思わせる。
「ソシンロウバイ」は花全体が黄色である。ロウバイの基本種は、花の中心部は暗紫色で、
その周囲が黄色である。
花やつぼみから抽出した蝋梅油(ろうばいゆ)を薬として使用されるが、花には毒性もある
とのこと要注意だそうだ。
土壌をあまり選ばず、かなり日陰のところでもよく育ち開花する丈夫な花木で、繁殖は、一
部を除き挿し木も可能とのことである。
寒さにも強く、種まきからも簡単に育てられるというので、今年は私も庭で育ててみたいと
思っている。肌寒い季節に、春を待ちながら親しめると思った。
風次郎
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