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風次郎のColumn『東京JOYLIFE』
No289(C-22)
無人の春日居町駅
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2013年1月
中央線各駅停車 22.春日居町
山梨市駅を出た列車は駅前からの道に並行して進み春日居町駅へ向かう。甲府へ向か
うのか、ラッシュという程ではないが、通勤通学の時間帯に入っていて列車は混んでい
た。
高校生たちが本を開いて真剣な眼差しを向けている。学校でも試験シーズンのようで
ある。
山梨市の市街地は少しの間車窓に映ったが、ぶどう畑の中を少し走っただけで、列車
は「春日居町駅」に着いた。乗る人は沢山いたが降りたのは私1人だけだった。
何の宛もなかったが駅を降りて確かめたかった。
春日居町駅はほぼ畑の中、駅舎もない。
今朝は駅舎のない東山梨の駅を見てきたがここも同じようなイメージだ。
相対式ホーム2面2線の東日本旅客鉄道中央本線の駅である。ここは各ホームの東京
方が階段になっており改札口がある。とは言っても素通りできる。乗車証明切符を手に
すれば良い。
2本のホームは跨線橋や構内踏切等で結ばれていないから、改札を通らないと往来で
きない。往来には駅に隣接している一般道の別田踏切を歩くのである。
所在は山梨県笛吹市春日居町別田、何やらアメリカ西部やヨーロッパ大陸の田舎の駅
を想像する駅の風景のようであるが、日本もこの程度の大らかさはもっとあっていいと
思ったりした。
愛知県春日井市に、JR東海中央本線の「春日井駅」があるので、駅名だけでは他国?
の人はとり違えることがあると聞く。
ここは太平洋戦争後の1954年(昭和29年)に国鉄の別田(べつでん)駅として
開業した駅である。 所在地の地名から別田駅と名乗っていたが、国鉄民営化後の19
93年(平成5年)に春日居町にある唯一の駅として「春日居町駅」に改称された。
春日居町は2004年(平成16年)笛吹市という大きな市への合併発足に参加した
が、駅名は変わっていない。
この無人駅も、昔は塩山、韮崎間のみ運行する区間普通列車(身延線との間合い運用
)のみが停車していたのだが、現在は本線の全ての普通列車が停車している。
無人化された簡素な駅だが、東京方面へ向かうホームの出口脇には観光案内所(案内
所内にパンフレットがおかれているのみ)と公衆トイレがあり、松本方面向ホーム脇に
は、ロータリーと日中は無料で入浴可能な足湯が整備されていた。これは町の職員によ
って清潔手入れされて何ともデラックスに見えた。
雲一つない青空がぶどう畑の上に広がっていた。
のどかな冬の日の中、近くを散策して再び列車に乗った。
風次郎
ホームの隣にある「足湯」
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