桔梗の花

                                                                  Music by Music Cafe-Megumi Ichihara
                                                                    (挿入曲 モーツアルト ソナタK331)

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風次郎の『善言・愛語』
――日々心の修養の為に――
Tokyo Joylife No458(A002)
 

                               「より良く人生を生きたい」
                              これは誰もが望むことだと思う。
                              しかし、これを実現することはなかなか難しい。そう思いつつ日々を過ごすことが人生そのも
                              ののようにも思う。
                              だから心の修養を心掛けるということなのだろう――。
                              ついにこの国の皆が言う「後期高齢者」の仲間入りをした。

                              風次郎も凡人として、生き方を事につけ思い巡らしている。
                              そんな日々の中で留めたい珠玉の言葉を見つけたり、注目して記してみたいと思う。
                              どうか読者の方々も賛同いただけたなら、生き方の中へ加味していただきたい。

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                                                     2010年8月7日
2.「七仏通誡の偈」
                                                    風次郎
                                                  yahfuujiro3@yahoo.co.jp
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                        風次郎の『善言・愛語』――日々心の修養の為に――(No002)
               


                        2.「七仏通誡の偈」
                                                            〔写真・BGMつきホームページは下記〕
                                                             http://sky.geocities.jp/tkfuujiro/joyA002.htm

                             仏教の言葉から入ったので、その流れに沿って、仏陀の教えの中から小生が最も大事
                            にしている言葉をもう一つ掲げたい。

                             『諸悪莫作 衆善奉行 自浄其意 是諸仏教』 

                              ――もろもろ(諸)の悪を作すことな(莫)く、おおく(衆)の善を奉行す。これ(
                             是)諸仏の教えなり――。
                              「悪をなさず、善を行うその意を浄くす」がインドの原文とのことである。
                              すでに絶版になってしまったが、人物論を中心に活動した作家故伊藤肇氏の「人間学
                              」で、私は最初これを命令形の教えとして習得した。
                              書中、白楽天(「長恨歌」の名作で知られる中国唐代の詩人(白居居 846没))が鳥
                             カ(道林)和尚をとらまえて「善の神髄は如何!」と問うと、「諸悪莫作 衆善奉行」
                             と答えた。
                              つまり「悪いことはやりなさんな。いいことはやりなされ」。あたりまえのことなの
                             で、<子供あつかいされた>と思った白楽天は、些か、むっとして「そんなことは百も
                             承知だ」と口をとんがらせると、和尚に一喝された。
                             「三歳の童子もこれを識るといえども、八十の老翁なお行じ難し」
                              大詩人はいたく赤面した。――と。

                              私は当初、命令形の仏の教えとして受け止めたが、やはりインドの原文に立ちかえっ
                             て「諸悪莫作 衆善奉行 自浄其意 是諸仏教」の四句で自身に修行を語るのが素直と
                             言うものであろうか。仏教の教えが中国を経て伝わる過程で命令形と伝わったのであり、
                             真理を語るのには「自己の心がけ」として心に誓うのが正しいのだろう。

                              これは、仏教思想にある、釈尊以前にすでにあった七人の仏が共通に説法される『七
                             仏通誡の偈』にあたるものである。過去、現在、未来を通じ、またどこにあってもどん
                             な場合でも普通の真理であるとの象徴、と説かれている。
 
                              当たり前のことを、当たり前に行う。なんと優しい事柄でありながら、難しいことで
                             あろう――。
                                                                      風次郎
 

  

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