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風次郎の『八ヶ岳山麓通信』No90

  
     華麗なショウの始まりの季節
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                                                2004年10月23日
                   台風一過
                                                     風次郎
                                                  fuujiro@jcom.home.ne.jp
            

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台風が大きな爪あとを残していった。自然の力は時に偉大な脅威に変わって
しまって戸惑います。
 こちら(富士見高原)は大雨が降ったものの被害はありませんでしたが、
各地の皆様如何でしたでしょうか?お見舞い申し上げます。
 それにしても、防波堤が壊れた、道路が壊れた、堤防も決壊した、
そして住まいが波をかぶったり、土砂が押し寄せたりした。
人の自然との関わり合いを考え直して生活様式を変えていかなければならない程の
変化が、自然界に起こっているように思います。
なんとまあファジーな今年の台風ですね。まだ来るとか!
 
 こちらで風が吹かず大雨だったのは、台風のエネルギーの外側に停滞していた
雨雲のせいだったのでしょう。何処でも良く降りましたね。八ヶ岳西側の雨は赤
岳、阿弥陀岳の稜線を境にして、それより南側は立場川から釜無川を経て富士川
に合流します。北の川筋は上川に結集して諏訪湖に注ぎますが、両者の分水嶺が
富士見の峠です。最終は両方とも太平洋へ注ぐことになるのですが、諏訪湖に集
められた北八ヶ岳、蓼科、霧が峰、西山の水は、岡谷の釜口水門から天竜川とな
り、南アルプス中央アルプスの麓の流域を集めて遠州灘を目指すのです。釜口水
門をどこまで(水量の程度)開けるかは下流の人々にとっては一大事、一方上手
く放流しなければ諏訪湖は溢れて諏訪盆地は水浸しになりますから、今回のよう
に1週間近く降り続くと諏訪の民も気が気ではありません。何も起きなくて幸いでした。

 諏訪地方と松本平は天竜川の谷を見下ろす塩尻峠(塩嶺=えんれい)で繋がっ
ていますが、ここが日本列島本州中心部にあって日本海と太平洋への分水嶺、こ
れより北は乗鞍、北アルプスは勿論八ヶ岳の稜線を境にした東側の水も集めて
信州の水は信濃川から日本海へと注がれています。
 赤岳の頂上で浅間山を望みながら水を流せば日本海へ、南アルプスを仰いで水
を流せば太平洋へ注ぐ源流となるのであります。八ヶ岳へ登ったらどちらを
選ぶかよーくかんがえて流してください。

 先週と同じに金曜日は久しぶり、青空が戻ってきました。ぐっと色づいた雑木林
がきれいでした。今朝は東京(国立)でも都花「はなみずき」の葉が台風一過の
冷気に濃い赤色を滲ませています。
                          (風次郎)

                                                                      

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