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風次郎の『八ヶ岳山麓通信』No85

       
       畑の隅に咲き残ったウドの花
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                                                2004年9月18日
                  菜園
                                                     風次郎
                                                  fuujiro@jcom.home.ne.jp
            

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土手の草がかなり深くなったようだ。
そろそろ又刈り込み作業をしなければなるまいと思って眺めると、
畑から伸び上がって枯れはじめた弦に夕顔の花がひとつ、
ぽっかりと咲いている。
“このあいだ夕顔の根はみんな抜いて始末したと思っていたのに----”
 夕顔とはいうが朝咲いたばかりなのか、
近寄ってみると露に濡れた新鮮な白が鮮やかな、大きな花だった。
もう実をつけることもないだろう、と精一杯咲いているのかもしれない。
土塗れのか細い根元からかろうじて繋がっている茎の先だった。
 とり残して良かったのかもしれない。

 今年の秋は台風に運ばれてきた。まだ日中の陽が膚に痛いほど強い。
しかし朝晩はすっかり気温が下がるようになって、野に茂る草は黄味をおびている。
 きらきらと風に揺れて夏中涼しげな風情を提供してくれた庭先の白樺たちの葉も、
艶を解かして秋の装いに入る気配だ。
 この白樺林の下草も秋の刈り込みをしなければなるまい。
土手の草刈もあと1度で済みそうだが。
なんだか寂しいような気もするが。

 菜園の後片付けをした。
ジャガイモの枯れた茎や、トウモロコシの木、枝豆、なす、きゅうりの枯れ弦など、
何でも畝に埋めておくと来年の肥料になるのだそうだ。
まだこれから収穫期に入る葱の畝は明日から草取りをして、
根元に土を寄せあたえようと思う。
きゅうりの棚を取り除き、ナスの畝を均してしまうと、
ちょっと広いスペースができたので、ほうれん草の種を買って撒いて見た。
 それで再び発芽を楽しみに待つことができる。

 収穫期にはいった里の人々は、せっせと田畑に出て1年の締めくくりをする。
と同時に、今年は特別の行事に参加しなければならない。
言わば地域の収穫祭とも位置づけられる諏訪大社小宮の御柱祭が一斉に始まる。
 10月の暦に換わった途端に里は活気付くに違いない。
 
                          (風次郎)
                                                                      

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