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風次郎の『八ヶ岳山麓通信』No79
コスモス
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2004年8月7日
雷
風次郎
fuujiro@jcom.home.ne.jp
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西山の上に真っ黒な雲の塊が乗っかって、少し横に広がり始めた。
東の八ヶ岳連邦の空はまだ明るいが、日中は山麓を取り囲む山々の上にモク
モクと入道雲が立ち上がっていた。
そいつのせいだ。
瞬く間にゴロゴロと雷音を轟かせ激しい雨が降ってきた。そして始まりに一
陣の風を呼ぶと、あとは稲妻。ピカッ、ピカピカ!ピカッ!ドーン、ゴロゴロ。
激しい雨の中で山裾と西山の天を飛び交うジグザグの閃光を、かれこれ2時
間、久しぶりに見た。怖さと清々しさというかけ離れた2つの感慨が身体を取
り巻いて、廊下に立ち、雨を見つめて立ち尽くすといった状態だったか。
“すげー電波だろうな!これじゃーやっぱり誰かこのエネルギーを使ってと
思う人があらわれて当然だわいな―”巡るのはいつも他愛のないことばかり。
お盆前の田畑のにはちょうど良いお湿り、昼間暑くて夕立があるのが一番良
い夏の気象の形と思う。
今日から原村星まつりが始まるのだが、生憎だった。雷音は6時過ぎには止
んだが、雨は断続的に9時ごろまで続いた。村の役員をしているKさん、おそ
らく会場入り口の受付で雲の様子を眺めながら“こんちくしょう!”と思いつ
つ来場者にニコニコ愛想を振り撒いていることだろう。気の毒だ。
事務所の会議に来て、会議の合間に「星まつり」の話を聞いて帰ったドクタ
ーが、“今日だったっけ”と電話をかけてきた。氏も期待していたはずだがこ
れでは星も見えまい。“プラネタリュームでも見に行こうか”――
遠路望遠鏡を携えてやってきたマニアにも気の毒な雷雨である。
星祭りは3日間行われる。風次郎は地元紙のイベント特集を抱いて床に入った。
(風次郎)
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