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風次郎の『八ヶ岳山麓通信』No 68
いよいよシーズンを迎える八ケ岳(040521)
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2004年5月22日
5月の八ケ岳
風次郎
fuujiro@jcom.home.ne.jp
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早々と日本列島は台風に見舞われたが、こちらは土砂降りの雨が一夜あっただけ。
風に悩まされなくて良かった。と言うのは、この台風の来る3日前の月曜日(17日)に
山麓一帯を突風が襲い、南天寮の庭でもテーブルやパラソルが吹っ飛ばされた、
そんな中、少し離れたもう1軒の古い我が家を使っているYさんがご老体の不自由な体
なのに急ぎ足でやってきて「屋根のテッペンのトタンが吹っ飛んじゃったでよう!」と、
さっそく従兄弟の工務店をやっているTさんを頼んで、台風前に手当てできてよかった。
古い建物にはいつもはらはらする。
南天寮も古い棟なんか冬はいつ雪でつぶれるかなと思ってばかり。
突風もこの時季の台風もめずらしかった。無事台風が過ぎてヤレヤレ。
2つの珍しい季節の贈り物の丁度中日、古い仲間と八ケ岳は天狗岳のすぐ下、
赤岳鉱泉の入り口にあるフォレストC.Cへゴルフに出かけた。
朝ちょっとした陽射しがあったものの、すぐうす曇の空に変わり、
午後は雨まで降るといった生憎の天気だったが、にもかかわらず、
これはまたその日は不思議なほど遠くまで見透視の利く日で、ゴルフはともかく、
新緑の中、どのホールからも八ケ岳、南アルプス、中央アルプス、御嶽山
何処をとっても、素晴らしい山波の見渡せる楽しい1日であった。
八ケ岳を何処から眺めるのが佳いか?と話題にすることは多い。
東側は主峰赤岳が雄々しくて好いと言う人が多いが、
副主峰の阿弥陀岳は見えない。南麓へ寄ると
横岳や硫黄はまったく見えなくなって、まとまりはあるが八つらしくない。
西側の富士見からだと、編笠や西岳の図体が大きすぎて
全体的には良いとは言いがたい。
中岳が小さい峰なのでキレットの隙間を通して甲府あたりからでないと外側からは
見ることができないから、八つの峰すべてを眺めることはむつかしいのだが、
茅野側からはその中岳をのぞく横に並んだ全ての峰を眺められる。
さらに続く蓼科、霧が峰までも。
やはり八ケ岳はたくさんの峰がつらなっている眺めが良いと思う。
山は裾野を登って山に近づくと、
視界が狭くなって目指す山の姿はダイナミックになる反面、
幾つも連なる山々を見るのが困難になりがちだが、
その点八ケ岳はそれぞれの地点で、自分の歩く従走路が見えて楽しい。
人気のある理由のひとつだと思う。
この日フォレストゴルフ場からの眺めが八ケ岳についても素晴らしく、また
ユニークなビューポイントであることを発見したのはとても嬉しいことだった。
ゴルフ場というのは木を切るから、景色の選択ができるということになるのだろうか、
一方で自然愛好家としては苦笑しつつの喜びである。
天狗岳は西東両峰とその南の根石岳がセットでかたちづくられている様だ。
黒百合ヒュッテからのアプローチがすりばち池、天狗のお庭など何とも言えない
山歩きの至福をもたらしてくれる。東天狗の頂上からの眺めも抜群だと思う。
下から見たこの峰の3点セットは奥になる東天狗が小さな突起のようで、
西が大きすぎるように思うことがある。
しかし、フォレストからだと主峰たる東の峰がグンとクローズアップされて
眺める私は満足だった。
硫黄岳も面白い。ここからだと夏沢峠から隆起した様が岳というに相応しい
ごつい盛り上がりで良いと思う。硫黄の頂上は特徴とする爆裂火口ばかりこれ
ぞと存在し、石ころばかりの駄々広いところだが、ここで見上げると、
手前の横っ面にある岩場にごまかされてとんがり峰があるようで面白い。
横岳は何処から眺めても見るには単なる岩崖の連なり、赤岳は周り中から
見尽くされてああそうかでしかないが、素晴らしいのは阿弥陀岳である。
やっと無くなった北斜面の雪後のあらわな崖は、この角度からは切り立って見え、
おまけにここからは頂上が尖がってみえる。私はマッターホルンのあの有名な
写真を思い出してしまった。あの反り返ったようなかたちだ。
日を改めてゴルフでなく写真を撮りに行こうと思う。
感激のあまり素晴らしいを連発したが、フォレストは全国でプレーしてみたい
ゴルフ場ランキング第2位とのこと、景色良し、標高も1500mあって涼しいし
(冬はクローズ)、気圧の加減で10ヤードは飛ぶ。成るほど!
距離が合わないから馴れないとスコアーはまとまりません。
南アの甲斐駒、中アの木曽駒、御嶽山にはまだ残雪が彫りの深い山はだを
映し出していました。
麓から眺める八ケ岳はこの雨ですっかり雪を消しいよいよ夏を迎えます。
6月6日は恒例の開山祭(山開き)、今年も賑わうことでしょう。
ここ2年縦走を休んだ風次郎も今年はまた足をいたわりつつ歩きにいこうと思います。
風次郎
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