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風次郎の『八ヶ岳山麓通信』No 63
雪解けの八ケ岳
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2004年4月17日
春は曙 風次郎
fuujiro@jcom.home.ne.jp
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急激に春が来た。八ケ岳山麓は百花繚乱の季節に入った。
諏訪湖周辺の桜も、高島城址も上川の土手沿いも、
しなやかな枝に重ささえ感じさせるほどたわわな満開の花をつけた古木に、
人々は足取りを止める。
今週末がピークであろう。
富士見高原の桜はピークがさらに1週間先になるが今3〜5分の花が
いたる所に開花している。
山麓の春はいっぺんにやってくるから、
桜と言わずとも毎日彩りに関心を高めて自然を観察しないと、
花たちの活動についてはいけない。
春、咲き始めの花は何故か黄色が目立つ。そのわりに背の高い木に花をつける桜や、
辛夷、背は低くとも畑を囲う土手のユキヤナギなど白の広がりと比べて、
レンギョウや水仙の黄は咲く位置がさらに低いからだろうか。
花壇や軒先の芝桜、スミレなどの紫も、このところすごい勢いで
野道や土手に逞しく増えているタンポポの黄の中で鮮やかだ。
ぽかぽかと暖かい陽射しに誘われて、芽吹きの始まった白樺の
小庭の周辺を確かめつつ歩いたら、なんと5年前東京の家の庭に出てきた
小木を持ってきて植えた桜の一枝に、花がほころんでいた。
さらにこれも5年目になる赤モクレンも、
花芽が大きく膨らんで初めての花を咲かすところだった。
“ちゃんと時が来れば花をつけるものなのだなー”と愛しさを覚える。
暖かくなると朝のすがすがしさは格別である。
曙の2時間、空がどんどん白けてくるのを眺めながら、
母校の中学がある高台にのぼり、八ケ岳を眺める。
そして富士の眺められる丘に続く道を歩き、寮に戻ってしばし畑に寛ぐのである。
そう野良仕事というよりは、風次郎にとっては朝の寛ぎにすぎないだろう。
芝を刈ったり、たった30坪ほどにしてしまった菜園で土にまみれるのに過ぎない。
まだ芽を出し始めたばかりの庭の木々や草花はとても静か。
やがて成長して繁るこれらの緑が、日が昇るとともに朝露を戴いて煌くのだが、
もういくらも待たないでその日が来るだろう。
八ケ岳は今、日ごとに雪影を少なくしつつ、春霞漂う中にある。
風次郎
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