☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
  ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
       
風次郎の『八ヶ岳山麓通信』 No264
     
   雲下の八ヶ岳

       ★★★★★★★★★★★★★★★★★
                       ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆             

                     南天寮夏(2)


                                前回空梅雨と言われる夏、と書いた直後から、日本列島は異様な動きをする台風と、
                               北から通常と違って垂れ下がってきたオホーツク海高気圧に列島上を行き来されて、
                               鬱陶しい戻り梅雨のような天候になった。
                                列島の気温は下がり、歴史的な真夏の低温、加えて大量の雨、竜巻嵐、などなどお
                               盆を挟んだ夏休みの行楽シーズンは混乱してしまった。それだけならまだしも、各地
                               の気象災害は痛ましいほどである。
 
                                信州の富士見高原で涼しくのんびりと過ごそうと滞在していたが、8月に入って夏
                               空を見たのは5日に過ぎなかった。入道雲が現れたと思えば突然厚い雨雲や黒雲が広
                               がって、驟雨をもたらすという日ばかり続いた。例年賑わう、諏訪湖の花火も雨にも
                               かかわらず予定通り行われたが、観客席は雨雲の下になってしまい、残念な状況だっ
                               たらしい。
                                夏の前半は友人や珍客でそれなりに賑わったが、月遅れ盆を過ごす習わしの南天寮
                               では13日に迎え火をたいた。14日には娘たち家族がやってきて、16日に墓参り
                               をして先祖の霊を送るまで過ごしていった。
                                しかし、折角の盆休みも、雨では野外活動の場は敬遠され、温泉や屋根のあるマー
                               ケットに出かける程度。子供たちは退屈だったようである。農場の動物たちに会いに
                               も行けず、入笠山のゴンドラも雲の中だったからあきらめた。唯一、サントリーの白
                               州ディスティラリーに出かけ、蒸留水工場見学ツアーに参加して社会科見学の実績を
                               得たとはしゃいだのみであった。

                                八ヶ岳は、いつも主峰赤岳や阿弥陀岳が雲に巻かれて見えなかった。南アルプスや
                               西側の山陵もほとんど雲に覆われ、帰る日やっと夏山風景を眺めたに過ぎない。
 
                                私も妻はなと愛犬Pika、と共に20日には東京に戻った。
                                戻ったら、また暑さがぶり返してきたようだ。なるほど、今年の季節は思うに反す
                               る動きばかりである。
                                紆余曲折で夏は去る。

 
                                                                            風次郎

メルマガ「八ヶ岳山麓通信」No265へ 
メルマガ「八ヶ岳山麓通信」のトップへ
風次郎の「八ヶ岳山麓通信」のトップへ
風次郎の「東京JYYLIFE」のトップへ
メルマガColumn『東京ジョイライフ』のトップへ
風次郎の「世界旅」へ