☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
風次郎の『八ヶ岳山麓通信』 No262
タンポポと八ヶ岳
★★★★★★★★★★★★★★★★★
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
初夏・南天寮
新緑に溢れた八ヶ岳山麓の高原で過ごすに好ましいシーズンに入った。
ゴールデンウィークを境に、気候は晴れれば夏そのものに変わって、庭や土手の草
はグングン伸びるし、白樺林の下は背の高いヒメジョンが白い花をつけて波打つほど
蔓延ってしまった。毎年のことだが、いよいよ草刈りを滞在の日課のようにして取り
組むシーズンが来た。
草刈りは時にかなりの労働だが、それをここで過ごす楽しみの一つとして過ごせる
ようになって、自己満足している。
眺めつつ通る近所の人や、訪ねてくれる知己や友達から、まずまず手入れがされて
いる――と御世辞を言われることをも励みに思いつつ――。
庭の芝生は、張替や雑草抜に精を出して美観維持に数年取り組んできたが、とても
逞しく攻める雑草たちに抗しきれず、最早大半の戦いを諦めて、バリカンで短く刈り
込むに止めることにしている。が、それでも名ばかりのテラスの先に、バーベキュー
パーティーが出来る程度のスペースを整えている。
この度は、先ずエンジン草刈り機を持ち出して白樺林の下草刈りを始めた。「ブル
ン、ブルン」と静まり返ったあたりに季節替わりを宣言するように響く音は活力的で
ある。
このシーズン、自分だけでなくあちこちからこのエンジン音が聞こえて来る日もあ
り、この音も季節感のひとつである。
白樺林は約100坪ほど、ここを「寮」にする時に、本家の山から適当な幼木を5
〜6本貰って来て、畑だったところに植えたものが太ったり殖えたりした林である。
林の中には松や桜もある。3年前に、その辺の山から抜いてきて植えたアカシアも
今年は白い房の花を付けたばかりだ。
下草は柔かいから体力は要しないが、腰を使ってハンドルを振り回すのでかなりの
労力を使う。道路や土手もやっつけねばならないが、それは後回しにして、それでも
強くなった陽射しの下での作業では、日焼けもしたし、かなり草臥れてしまった。
しかし、勤労?の疲れは、老生の今となっては感謝すべき安堵の時を与えられたよ
うな歓びに類するようにも思う。
少しばかりの菜園作業、古屋の補修作業、などもそんな思いで今年もやって行こう
と思う。
南天寮は木蓮、さくら、アカシア、と木々の花が終わり、今、こてまり、土手にヤ
マブキが咲き始めている。芝生の辺にはアイリス、チュウリップが咲いている。
もうすぐ卯の花の季節である。
風次郎
メルマガ「八ヶ岳山麓通信」No263へ
メルマガ「八ヶ岳山麓通信」のトップへ
風次郎の「八ヶ岳山麓通信」のトップへ
風次郎の「東京JYYLIFE」のトップへ
メルマガColumn『東京ジョイライフ』のトップへ
風次郎の「世界旅」へ