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風次郎の『八ヶ岳山麓通信』 No259
紅葉の始まった八ヶ岳
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畑仕舞
夏の終わりは天候不順であった。やっと秋風が吹いたかと思うと真夏のように暑かっ
たり台風が近海の太平洋に連続してやってきて雨が続いたりした。
初秋は好天が続いたので収穫期の早いジャガイモは良いものが採れ、畑は順調かと思
ったのだが、夏の初めごろから天気はすっきりせず、結局風次郎の畑は不作であったと
思う。
盆が明けてからのトウモロコシと、見栄えは小さかったがカボチャが美味しく、秋口
のモロヘイヤと冥加が楽しめるくらいだった。台風が秋最中にかかり、ネギの畑は糠っ
て全滅してしまった。
10月も半ばを過ぎたので、そろそろ今年のシーズンを閉じる準備である。
いつもなら土手や林の下草をまず綺麗に刈って畑の仕舞にかかり、庭木の刈込と白樺
林の枝払いという順序なのであるが、荒れた畑を整えて来年に備えることから始めるこ
とにした。
風次郎は草取り鎌を持ち出して草取りをした。
畑は3〜40坪程度だから、大袈裟に語ることも無いが、また来年も思いを入れてや
ってみようと思うと、自分なりに丁寧に取り組むことになる。
雑草は作物の出来不出来にかかわらず、霜が降りるまでどんどん生える。まだ土が柔
らかくて、そろそろ霜が来そうな今が、畑の整理には良い時期なのである。
農家では今時は殆どトラクターを使って畑の手入れをするから、冬に向かう畑では雑
草取りなどせず、万遍なく機械で耕してあっという間に整備してしまうのであろうが、
風次郎にとっては、生活感を愉しみながらの畑仕事だから、膝を屈めて土に親しむこと
を想えば、草取りも貴重な機会であろうか。
半日がかりで仕上げて腰を延ばし立ち上がって背伸びをすると、かなりの達成感であ
った。
今年はさらに消石灰を蒔いて鍬で表面を均し、冬を越させることにした。専業農家の
友人のアドバイスを少しずつ取り入れている。来春は早めに肥料を手当てして、さて新
しく何か作物にチャレンジして見ようかと期待もする。
天気の良い秋の一日はとても爽やかである。
昼を過ごして土手の草刈りをした。
いつの間にか斜面に靡き寝る程に伸びた土手草を、エンジンのついた刈り払い機を使
って2時間ほど掛けて綺麗にした。
秋の陽はつるべ落としの如しと言う通り、5時前には夕昏が訪れる。
風の無い穏やかな一日で良かった。つぎの日も自然に親しみ心地良く体を使う作業に
勤しめることを少なからず感謝する気になるのであった。
風次郎
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