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風次郎の『八ヶ岳山麓通信』 No256
ミサとの収穫スナップ
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2016夏『畑の収穫』
この秋ボストン大学に入学することになった長男の娘ミサがサンフランシスコからビ
ザ更新の為東京に来ていて、急遽9日に長男と共に富士見までやって来た。以前に来た
のは小学校に入学する前だから本当に懐かしい感慨だっただろうと思う。
ミサがお勝手でジャガイモを煮てくれるというので、それではと、さっそく畑に入って2人
で芋掘りをした。所詮趣味程度の畑では店に並んでいるような立派な芋ではないが、と
にかく家庭料理には手ごろなものがゴロゴロ畝から飛び出してきた。数日後にやって来
る長女宅の孫たちとも芋掘りをする約束だから、ミサとは1列だけ掘り、煮上がるのを待っ
ていると、成る程ホクホクと上手に茹で上がって卓上に出てきた。学校のボランティア実習
でエクアドルの僻地に行き、現地人と食事を共にして体験した成果だという。
彼女は幼年時からアメリカ生活がほとんどでグローバルだから、このところは私も話題に
ついて行けなくなって、私も少し寂しい。
アメリカの父子は八つが岳農場の山羊と遊び、「おっこと亭」の蕎麦を食べて帰って
行った。涼しい富士見高原だが、サンフランシスコの方が涼しいと言っていた。彼の地
は夏涼しく、冬暖かい。
入れ替わりに長女の一家が3泊でやって来た。
婿の勤務に合わせて休みを取り例年この時期は南天寮で過ごす。
こちらの孫は二人で上の娘が中3、下の息子が小3である。娘の方は最早高校の受験
勉強もあって、はしゃぐことは無くなったが、息子は未だヤンチャで元気いっぱい、道
中川遊びをしてきたと日焼けした肌をさらして体の休まる時がない。諏訪湖へ出掛けた
り、山へ行って遊んだり親を振り回していた。私の子供の頃は棒を振り回していたものだ
が――。
彼らのスケジュウルにある「畑の収穫」は風次郎の畑の作物が対象である。
今年はジャガイモの他はカボチャ、ユウガオ、トウモロコシ、アカウリ、モロヘイヤ
等だが、どうしたわけか実が充実する頃の天候に恵まれず、カボチャ、ユウガオはまだ
収穫の時に至らない。お盆には仏前に供えるモロコシもやっと食べられる程の実入りで
ある。どうりでカボチャもトウモロコシも農協の店で見ると例年より値段が随分高い。
アカウリは大豊作で、長大な赤くなった実を弦の伸びた草原にたくさん横たえている
ので大いに採るにまかせた。
孫息子には鍬を持たせてジャガイモの畝を掘らせた。婿殿もやってきて鍬振りの応援
にいとまない。
トウモロコシはバアバにあたる妻はなが食べ頃を見立てて皆で掻き採り、モロヘイヤ
は長女が摘んでおしたしにした。
やがて夕食の善にこれらが並んだ。
作物の出来栄えはそこそこでも、大勢で収穫した畑の産物を皆で食べることの楽しさ
は、格別である。まして、我が手による畑仕事の成果であれば、その食感はひとしおと
いうことになる。
育ち盛りの子供があたりにまき散らす、夏の元気そのものの雰囲気は、南天寮にあっ
ても私達が育った遠い昔から暫し途絶え、ここ数年の孫たちの来訪で甦っているのだと
考えれば、世代の移り変わりを、ふと思う田舎の盆のひと時であった。
風次郎
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