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風次郎の『八ヶ岳山麓通信』 No243
五月の八ヶ岳(2015.5)
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初夏と畑作業(2)
遅かった春が猛スピードでやった来て、急激に花を咲かせ、初夏の陽気をもたらし
たといった感じのゴールデンウィークであった。
我が家のメンバーは、と言っても私以外は妻はなと愛犬スピカの小所帯であるが、
この時期は八ヶ岳山麓富士見の南天寮で過ごすことにしている。
今年は、夜に一度だけ雨が降ったが、日中はかれこれ晴天続きが10日以上にもな
った勘定である。朝は少しの風が吹いてもまだ手が悴むほど冷たいのだが、日中はシ
ャツ一枚で過ごせる程気温が上がって、桜は最早八重桜、ユキヤナギも木蓮もピーク
を過ぎ、土手のヤマブキが、黄色を一面に広げている。
美しい季節、新緑、まさに燃える緑の山々、生気を得た大地である。アカシアが満
開なのは例年より早い。卯の花の咲くのも間もなくであろうか。
スピカの来寮は昨年の夏以来になるが、彼女(雌犬)は終日、敷地の中をうろうろ
しつつ、時にはタンポポの咲く白樺林の中で、寝そべっている。私が畑で作業をして
いるところへ時々寄ってきては、不思議そうに?眺めているので、休憩を催促された
かのごとく、一緒に若草の上に腰を下ろして座る。
何とも揺ったりとした農作業である。
先に蒔いたジャガイモは一つ二つと芽を出し始めたので、今度は昨年収穫した中か
ら自分で取って置いたアカウリの種を蒔いた。
トウモロコシも農協で入手した種を、はなの勧めによって(知人から聞いてきたら
しい)一晩水に浸しておいて2粒づつ蒔いた。
ネギは例年通り農協から松本一本葱と下仁田葱の苗を買って来て植えた。
カボチャ、ユウガオの苗も植えたが、5月いっぱいはまだ遅霜に合う恐れがあり、
毎夕の手当て(霜対策にカバーを架け、日の当たる昼には外す)ができない私にとっ
ては少々心配が伴うのだが、――これは一発の寒波でやられる可能性があるので、お
祈りしながら植えるしか手がない。――
これらの作業を、楽しみつつ?少しづつ、2、3日かけてやるのである。
それでも夏から秋にかけての収穫に対する期待を高め、張り合いで取り組んでいる
のは相違ない。
畑に立てる前に手を入れて、廊下やベランダが少し綺麗ななった。
毎日朝日を浴びながらベランダで飲むコーヒーは、穏やかな山の空気とブレンドさ
れて格別美味い。
畑の隅に生えているタラの木の芽を摘んで、てんぷらや「おしたし」にして夕餉の
一杯を愉しむのもこの季節ならである。
水入らずのゴールデンウィークを過ごしているうちに、八ヶ岳の雪はほぼ消えて無
くなった。
週末は、作物の芽が伸びる畑を夢見ながら、いったん東京へ引きあげることにした。
風次郎
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