☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
風次郎の『八ヶ岳山麓通信』 No234
月見草と朝の八つ(2014.08)
★★★★★★★★★★★★★★★★★
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
2014年8月24日
我が家の盆
風次郎
yahkoba3@yahoo.co.jp
長年、我が家では夏にはお互いに休みを調整して南天寮に家族が集い、皆で過ごす習慣に
している。
最早子供たちも勤めを持っているし、孫が学校へ通うようになると夏休みと言ってもそれ
ぞれのスケジュウルを持っていて、長男はアメリカからわざわざの機会は少なく、なかなか
ゆっくりと言う訳にはいかなくなった。
そうは言っても今年は、お盆に入る前の数日を次男夫婦と娘の家族が集まり、賑やかに過
ごす事が出来た。
娘のところの孫は、上の娘が中1、息子が小1である。
小生の暗黙の役割である畑の様子を見せることは、この日の為に手を入れて作柄を語り、
孫たちに収穫させてやることでもあるのだが――。
今年の夏は暑かったのであるが、この10日頃から富士見もはっきりしない天気になった。
それでもそれまでの暑さで作物の出来は良く、思惑通りジャガイモ堀り、とうもろこしを掻き
取って収穫し、互いに満足顔を交わして楽しめたのであった。
今年は近くの原村に居る私の後輩に教えられて玉葱作りに挑戦したのだが、案の定私の作
品はピンポン玉程度のもので、ご愛嬌そのものであった。
しかし、氏に分けてもらって種から育てた「白かぼちゃ」と「あかうり」は見事に育って、畑の周
囲に際限なく葉を広げ、その弦には沢山の実が成った。
やや瓢箪型の「白かぼちゃ」とドデンと薹の立ったきゅうりそのものの形で横たわる「あ
かうり」たちの様は、見栄えのしたものではないが、好食感を知っている私達には嬉しい収
穫であった。
それらの収穫はまだ続いており、食膳の定番になっている。
全員そろった11日には皆で宴を催した。翌日は豪雨になったので予定した全員での墓参
りは中止せざるを得なくなったのであるが、その晩は月も星も見える程晴れていたので、賑
やかにご馳走を食べた後は、孫たちの花火大会も嬉々とした騒ぎが響く楽しいひと時であっ
た。
台風の変形なのか、このところの気象の異常には予測の出来ない突然性が伴う。
翌日は予想もつかなかった悪天候になった。
子供たちは、その雨の中を帰路に着き、帰って行った。
13日の盆は、はなと2人、それに愛犬スピカが加わって、雨の合間に庭の白樺の木から
少々の皮を剥いで来て迎え火を焚いて迎えた。
それでも15日には天気が回復し、甥と姪が訪ねてくれたし、16日の墓参には諏訪市に
住むはなの兄が立ち寄ってくれ、一緒に暑気払いをしたりして、一応の盆の形ではあった。
盆を送る16日の夕暮れには、私とはなは近くの温泉場でゆっくり風呂を浴び、雲に覆われ
た八ヶ岳を眺めて帰ってきた。
送り火を焚いて、何となく、しめやかに盆は行った。
盆三句
野の花を手折り お盆の 墓参り
年毎に寂しき 盆の宴かな
盆後には 薄物羽織る 朝の庭
風次郎
メルマガ「八ヶ岳山麓通信」No235へ
メルマガ「八ヶ岳山麓通信」のトップへ
風次郎の「八ヶ岳山麓通信」のトップへ
風次郎の「東京JYYLIFE」のトップへ
メルマガColumn『東京ジョイライフ』のトップへ
風次郎の「世界旅」へ