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風次郎の『八ヶ岳山麓通信』 No228
春霞む八ヶ岳(2014.04.16南天寮近くから)
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2014年4月20日
山麓の春
風次郎
fuujiro3@jcom.home.ne.jp
八ヶ岳山麓にも春が来た。
八ヶ岳を白く覆っていた雪が次第に少なく斑になって、山裾の里には雪が無くなった。
朝晩はまだ厚いジャンバーが必要な程冷えるが、日中は暖かくてシャツ一枚になりたいほど汗ば
む時もある。暖かい春は必ずやって来ることを納得させられる。
今年の冬はとっても寒かったように思う。
日記帳を遡ってみると、八ヶ岳に初冠雪を見たのが11月の15日だった。それは早かったわけで
はない。年によっては10月中に初雪があったこともある。
12月に入ってからは寒い日もあったが、庭の木々の剪定作業も出来たし、少しの雪が降っても積
もって根雪になる程ではなかった。
正月も暖かで、この分だと短い暖かい冬で終わるのかと思ったのも束の間、松の内を過ぎた頃か
ら風の冷たい寒い日が多くなり、テレビなどでの予報は、大陸からの寒気の動き方が例年とは大分
違うのだと言い出した。成程と思うほど天候の移り変わりはファジーで、予報もずれることがままあっ
た。予想外の寒い冬になった。
一説には温暖化で暖まった空気が、大陸から流れ出る寒気の上に乗っかって寒暖差の激しい現象
をつくっていたのだとのこと。やはり異常気象なのかもしれない。それ程大げさの事では無いにしても、
何となく「地球の異変」を感じてしまう。
山麓の町、富士見には大雪が降った。断続的に2日も3日も降り積もって、1mを超える積雪になり、
町も主要道路をかろうじて除雪して生活の確保に配慮するなど、災害救助法まで発動されたのは、こ
の地に育った風次郎も初めての事だった。
そんな冬がやっと去って、春は急激にやって来た。
春のお彼岸の前あたりから、夏日にも迫るバカ陽気の日も出現するなど、またまたファジーの気象
変化で一気に雪が解けた、南の国から桜前線は急上昇して東京でも桜は平年並みの開花宣言にな
り、山麓の町もやっと春を思う時を迎えている。
今週は2〜3日とても暖かい日が続いたので、南天寮の庭に出て畑に手を入れるなど作業をした。
昨秋初めて苗を貰ってきて植え付けた「玉葱」は重く深い雪の下で半分は絶えてしまったが、15本
ばかりが残った。マルチ(苗の周囲を覆って苗床を養生するためのビニールシート)を直して根元を固
めた。何とかこれからの天候に期待して7月の収穫期にはふっくらとした玉葱を取り上げたい思いだ。
今年は雪が深かったから、霜柱が高くたった形跡がなく(雪の下は実は暖かく、冬を越す作物にとっ
ては雪が深いことはとても意味のあることだそうである)、土がホカホカしていて滑らかだ。まだ雑草さ
えも芽を出しはじめない雪解け後のままの畑である。
座って畑の土に向かうと、土の香りが漂うのを感ずる。隣に残しておいた長葱は地表の高畝にあっ
た部分は萎えて枯れてしまったので、地下の根を株分けして並べて植え替えてみた。通常葱は1年で
収穫するが、毎年分けていくのが風次郎流である。高冷地だし、葉は毎年新鮮で食感に差は無いよう
に思う。
畑は全部で30坪ほど、小さな菜園に過ぎないが、私は四つ鍬を取り上げてこれからの畑作の為に
耕し始めた。
ことしもジャガイモ、モロコシやカボチャをつくってみよう。春先の一汗は心が弾む。心は早って早速、
近所の種苗店から種のジャガイモを買ってきて準備した。
○
いま畑の端にある赤モクレンが咲いている。まだ庭にはクロッカスが咲いたばかり、桜は勿論、ユキ
ヤナギもヤマブキも咲いていない。もう一週間もすると、これらの花たちが一斉に咲き始め一気に春
爛漫となるだろう。
やっと高原の町にも春が来た。
風次郎
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