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風次郎の『八ヶ岳山麓通信』 No225

  八ヶ岳は紅葉が始まった(20131027)

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                                                     2013年10月27日
畑の秋                                                          
                                                    風次郎
                                                  fuujiro3@jcom.home.ne.jp

                                 ффффффффффффффффффффффффффффффф
                        

                              今年の畑をお仕舞にしようと思ったら、近くの原村の出身で地元へ戻って農業をや
                             っている東京の会社勤めが一緒だった仲間が、「冬の畑をあけておかないでタマネギ
                             を植えてみたらどうか」とアドバイスをくれた。タマネギは今が苗の植え時で畑で冬
                             を越し、来年の初夏に収穫となる。
                              「タマネギは難しいと聞いたから、それに寒い冬を越させるのは俺にはどうかねー
                             ?」と躊躇したら、苗をやるからとにかくやってみたら、とのこと。「この際だ!や
                             ってみよう」と教えてもらいながらチャレンジすることにした。
                              H氏の家は農家ではないが、高齢になった氏の母親と暮らすために原村(日本では
                             数少なくなった、いまだに「村」を名乗っている裕福な農業村=海抜1100mの八
                             ヶ岳西麓にある)に戻り、東京育ちの夫人と共に実家に戻ったのである。農家でなく
                             ともこのあたりの古い民家は反単位の畑を自家用に持っているのが当たり前で、氏の
                             畑にも母親と共に手入れされた作物が見事に育っている。

                              先日、苗をいただきに南天寮から10分ほど車を走らせて氏の畑に行くとつなぎの
                             作業衣を着た氏が待っていてくれた。畑の苗床に向かい、100本ほどの苗を発泡ス
                             チロールの箱に並べてもらって来た。

                              苗床は教えてもらった通り、農協のストアからマルチと称する黒いビニール紙のよ
                             うな物を買ってきて、畑に造った80センチほどのベッド状の畝に敷き詰めた。
                              その畝に被せたマルチに直径10センチほどの穴を2〜3列に開けて、植え込むの
                             である。
                              狭い畑ではあるが、台風一過の晴れた気持ちの良い朝の光の中で、初体験のタマネ
                             ギの植え付けはどうやら滞りなく終わった。
                              先ずは冬をうまく越してもらえるだろうか?それより根付いてくれるだろうか、と
                             心細い限りである。
                              そのまま10日ほど様子を見ようと東京に戻ったのだが、散歩の折、ついつい近所
                             の農家の畑が気になり眺めると、もうしっかりと根付いたタマネギの畝が有るは有る
                             は、まさに植え時なのだろう。ただ東京は寒冷地ではないからマルチを使ったものと、
                             使わないままの畝も見られるのである。霜が降りるのも数回程度の地域だから恐らく
                             育ちも良いに違いない。注意して見本にさせてもらおうと思った。

                              今日富士見の畑に行ってみたら、台風は免れてなんとか根付いたようなので安心し
                             た。あとは冬を耐えて越すこと。
                             タマネギは収穫後、表皮を乾燥させておけば長期保存が可能で、常温でも数ヶ月は
                             保存が可能とのことだ。アレルギー物質を含む食品でもなく、強い辛味・香味がある
                             ものの生のタマネギは甘みを持っていて美味しい。これはタマネギが光合成産物をデ
                             ンプンではなく、主にスクロース・グルコース・フルクトース等という難しい名前の
                             低分子の糖として貯蔵するためだそうだ。辛味は加熱するとなくなり、甘みが出るの
                             である。
                              一般的に用いられるタマネギは『イエローオニオン (yellow onion)』とも呼ばれる
                             とのこと。
                              この夏、H氏の畑の納屋に紐に結ばれて釣下がっていたタマネギを見てはしゃいだ
                             孫たちに来夏はジイの作った物で喜ばせてやりたい。
                              期待しながら畑の秋を眺めるのは嬉しいことだ、と今年は冬が過ぎるのを楽しみに
                             待つことにしよう。 
 
                                                                          (風次郎)

  
玉葱の畑

  
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