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風次郎の『八ヶ岳山麓通信』 No212

 お盆の八ヶ岳

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夏の終わりに(1)                        
                                                    風次郎
                                                  fuujiro3@jcom.home.ne.jp

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      1.孫たちとの盆
                                       http://www.geocities.jp/yahkoba/tusin212.htm

             八ヶ岳山麓でお盆を過ごしても暑い夏だった。
             次々に訪れる都会からの客に「もう朝方は寒くなるから、面倒がらずにそう思った
            ら起きて布団を足してくださいね。」と念を押すと、一様に「まさか!」といった感
            じ方をしている雰囲気が伝わってきた。実に東京の猛暑のピークは8月13〜14日
            だったようである。富士見高原は朝夕はすっかり涼しさを取り戻している。
             この夏もいよいよ終わる。
             7月の初めから毎週のように頻繁に続けていた南天寮の草刈も、草の勢いがピーク
            を越えたようだからいよいよ間延びさせてよいだろう。その締めくくりに笹竹やサワ
            ラ、アララギで囲った敷地の周囲の垣根の刈り込みをして迎えた盆も終った。

             今年は例年に無く賑わった南天寮だった。
             8月の初めに元の職場の仲間が「富士見サミット」と称してやって来たのは前掲し
            た。翌週は娘の家族が盆を過ごすために来たし、お盆には諏訪湖の花火を見たいと、
            現役の頃から長い付き合いになる東京の友人E氏たちが訪れた。その後は、はなのテ
            ニス仲間が東京の暑さを逃れ車を飛ばして来た。
 
             孫たちと畑の収穫は、といってもモロコシや夕顔の実が付いた木を見せたり、芋掘り
            をしたり簡素な私の畑で出来ることは知れているが、自然の中の作物の存在を見せて
            やりたい爺心の主張?行事である。キャーキャーと畑の土にまみれて、いつもの通り無
            邪気な楽しい時を過ごした。
 
             来客や家族、孫たちと足を運ぶ先は八ヶ岳農場であり、富士見高原リゾートと呼ば
            れる地域や村興し事業の原村文化センターなどである。
             リゾートの発展は年々目覚しい。
             この夏は、農家にとって格好な盆前からの実りの為の暑さをもたらしてくれた晴天の日
            々であった。それは、一方で八ヶ岳山麓にカラフルな気球が浮かび、ハンググライダー
            の舞う若々しい夏の風物詩を詠わせてくれた。
             八ヶ岳山麓は今、リゾート化しているが、もとは勤勉な農業の主たちが、高冷地を
            いかに営農に有効に改善していくかを挑んでいた場所であったから、当時からの農場
            や牧場が引き継がれている。その傍ら、今は徐々に主流になりつつある直販や観光農
            といった商的活動の展開が目立つようになって、それはまた、地元は勿論遠隔地から
            訪れれる人々に憩いをもたらしてもいるのであろう。
             今年も、孫たちとは編笠岳登山口鼻戸屋にあるスキー場のファミリーゲレンデに、
            数年前から町が催している「ゆりの里」でスキーリフトに乗って万花の百合を見て楽
            しみ、八ヶ岳農場で牛や山羊と戯れつつピクニック気分を味わった。
             原村の文化センターにはプラネタリウムが、今「はやぶさの旅」を映している。私
            は大きな夢を子供たちの頭に芽生えさせたいと、その印象を煽り、併設されている月
            へ着陸したNASAの宇宙船アポロのレプリカにも乗り込ませては勝手に自分の夢も
            膨らませる始末であった。が、
             孫たちは遠い夢を追うどころか隣室に開催されていた「カブトムシ大会」でのカブ
            トムシ分譲に関心を集中させていたようで、帰りの車中はもっぱら虫かごの中に視線を
            投げてはブツブツと対話を重ねる始末であった。それはそれ、自然と親しむことでは楽
            しい一日になっただろうことに満足したのであったが。

             やはり、何と言っても和むのは家の軒下で団欒として楽しむ宵の花火というところ
            に落ち着くのかもしれない――。
                                                       (風次郎) 

      

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