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風次郎の『八ヶ岳山麓通信』 No201
富士見駅と八ヶ岳に覆いかぶさった夏雲(10.07.18)
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2010年7月18日
夏が来た
風次郎
fuujiro3@jcom.home.ne.jp
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やっと夏が来た。そんなキラキラした1日であった。
周囲の山の上にはいたるところ積雲が湧き上がって、さらにその上には青空
が長かった梅雨空を吹き飛ばして広く広く広がる。
暑い!
湿気で水ぶくれた草や木々の葉は、暑さで午後にはぐったりとしてだらりと
うな垂れた風態を曝け出しているものさえある。
何よりも陽の光が強く、鋭く、射すように注ぎ、緑はそれを跳ね返して光る。
光る緑である。
“八ヶ岳山麓の一番良い時に訪れたい”と希望を申し出る友人、知人に私が
勧めるのは「光る緑の高原」、今のこんな時だ。
春から着々と生長の時をしたため、初夏から梅雨のときに十分な水気を備え
て盛夏を謳歌する植物たちが、意気揚々と太陽に向かいあって過ごすこの時を
、この時の一面の風物詩を私は親しげに訪れる人に見せてやりたい。
のであるが、「今年の梅雨明けはいつもの通り7月の半ばになるのだろうか
?」と呟きはしたが、見事それを的中させたとして訪れる人はいなかった。
○
今こそ、この光溢れる高原に夏が来た。
しかし、花も色とりどりに夏の装いをあらため、賑々しく風景を飾ってはい
るのだが、ふと、自然の移ろいにも微妙な変化を感じつつ過ごしたここまでの
季節であったことを思う。
アカシアの白い房を揺らせながら時を長引かせてくれた香しい初夏はともか
く、卯の花が少なかったように思う。その前は、あやめ(カキツバタ)も今年
は少なかった。あやめは南天寮でも群生というほどに株があったのだが、この
ーズンは2つ3つと数えるほどしか咲かなかった。
春先から、極端に夏日とも思われる程暑い日もあったに関わらず、気温のあ
まり上がらない初夏だったのに、八ヶ岳の雪は、通常7月の中ほどまでは谷間
に少し見えるはずのものが、6月末を待たず消えてしまった。それも私には不
思議なことだ。
――私の知っている夏はこんな風にやってくるのではなかった――
と、思いつつ、しかし、夏が来たことはひとつの喜びである。
(風次郎)
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