☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
  ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
       
風次郎の『八ヶ岳山麓通信』&『東京センス』  
   No183
 
五反田春爛漫
★★★★★★★★★★★★★★★★★
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

                                                     2007年3月31日
五反田春爛漫                          
                                                    風次郎
                                                  fuujiro@jcom.home.ne.jp

ффффффффффффффффффффффффффффффф

東京は春爛漫である。
 私が週2回通う五反田駅からの通い道の桜も見事である。
 駅の西口を出て桜田通りを進むと目黒川にかかる五反田橋がありその川沿いを少
しあがったところに私が通い始めて1年半になる司法書士E先生の事務所がある。 
 目黒川沿いは各地が桜の名所になっているが、このあたりでも両岸に桜並木が続
き、高層階にある事務所の窓から見る桜花の帯はなんとも優雅である。
 私はこの川沿いの道のひとつ手前を右折して事務所に向かうのであるが、その道
路はまた、この桜の季節が1年で一番華やかな時であろう雰囲気である。
 桜田通りから高架になった国道2号目黒線に至るたった200mに過ぎない通り
である。両側の舗道には古木の桜が並んでおり、古い通りのようではあるが沿道の
ビル郡も垢抜けて落ち着いた感じの並びで、ゆったりとしている。また、出退勤の
際にほしい静けさも捨てがたいし、気の利いた飲食店もあって時折仕事を離れての
寛ぎをもたらしてくれる雰囲気は、なかなか得がたい通りだと思う。
 もちろんこの季節のこと、夕暮れからの賑わいは言うに及ばない。

 桜はこの1週間で都内全域が満開になったようだ。
 今年もこの通い道の桜を眺めて確かめ、満足している。
 月曜日と木曜日に曇り空の下になってしまったのだが、他の日は少し風があった
ものの青空がすっきりと広がって、それを背景になびく桜花爛漫は、道行く人々の
愛でる言葉を誘う。
 桜のピークはあっという間だ。もう明日からは花吹雪かもしれない。
 季節の変わり目だから、いろいろな抑揚がおおきなギャップに感じられる頃であ
る。お花見の賑やかさも、どうしても多くなりがちな春の雨の日の寂しさを増幅さ
せるような気がする。人の心の変化にも気を配らねばならない季節であろう。
 街には新社会人や新入生が目立ち、そしてすぐに初夏へと移っていく。
 事務所にも若い新しい人が2人入ってきた。

 私には桜が咲くと嬉しい事がもうひとつある。人によって異なるだろうが、桜が
咲ききると、私は花粉症から解放されるのだ。目の周りがすっきりし、鼻水もくし
ゃみも止まる。なんとも嬉しい。
 そして、すっきりした気分で迎える初夏の風こそ、最も待ち焦がれている風なの
である。
                                  風次郎 
 

メルマガ「八ヶ岳山麓通信」&『東京センス』のNo184へ 
メルマガ「八ヶ岳山麓通信」&『東京センス』のトップへ
風次郎の「八ヶ岳山麓通信」&『東京センス』のトップへ
風次郎の「世界旅」へ