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風次郎の『八ヶ岳山麓通信』&『東京センス』  
   No159


国立のさくら(2)
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                                                     2006年4月15日
                    春
                                                    風次郎
                                                  fuujiro@jcom.home.ne.jp

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桜は終わった。花嵐が2日ほどあったが、今年の東京の桜は4月草々から一斉
に咲いて、見事だった。すでに小木の花は、桜の下で日の光と色を競ったレンギ
ョウやヤマブキ、ユキヤナギから、今はハナズオウ、ミヤマツツジ、サツキといった
赤系統ののものに変わり、もはやハナミズキやユズリハなどの新芽が続々と吹き
出して緑を賑わし、初夏の近いことを知らせようとしている。
 街角の公園のボウとした枝で冬を越した雑木達もみな浅緑の小さな葉を瞬く間
につけて万物生長の季節を謳歌しようとしている。
日を待たずしてどんどん季節感は進む。

 陽の当る学園街を小学校の入学式に向かう親子連れが歩いていく風景など、典
型的な日本の春の風物が良い。そう典型的な日本の春ほど安堵を与えてくれる
ものは、今の私には無いようである。
 暖かな日は、景色まで豊かさを見せてくれる希望のある楽しい季節だ。

 かといって、反面、季節の変わり目。
 雨の日は掌を返されたほどに冷たさや寂しささえ感じさせられる季節だ。雨が降
って、少しの暗さとその冷ややかさを受け止めるとき、まだ残る花冷えの澱みに
冬を思い返すのだ。
 冬の思いは、耐えて春を待つことだったと富士見の生活を思い出す。
 ここではもう春を手にしたのに、又遠い昔に向き直ったような感傷が寄せてくる
季節でもある。
 富士見の桜はやっと花芽のふくらみを見るところだと聞く。

 テレビは松本・諏訪でもさくらが咲きはじめたと伝えている。信州の春はこれ
からである。今年こそ2回の春景色を存分に楽しもうと思う。

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