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風次郎の『八ヶ岳山麓通信』&『東京センス』  
   No149

富士見高原冬の八ヶ岳(2)
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                                                2006年1月7日
                    新年                                                     風次郎
                                                  fuujiro@jcom.home.ne.jp

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風はとても冷たい。

 三が日は自宅でゆっくり過ごした。こんな正月は所帯を持つ前、故郷へ帰っ
て父母と過ごす正月を習わしにしていた頃以来だと思う。そう思うと「老境に
入ってしまったな」と言わざるを得ないが、「意気込んで活発にする必要もあ
るまい」と言い聞かせている。ともかく人生を走っているスピードが絶対的に
スローになっているのだから、諏訪中央病院の鎌田先生の看板を借りて「がん
ばらない」だけど「あきらめない」でいくしかなかろう。長年勤しんだランニ
ングでさへドクターストップになっているのだから。ゆっくり過ごせる仕合せ
をしみじみ思う。

 街を歩くと、本当に冷たい風が肌を包み込むようにして通り抜けていく。
 「この冷たさは北国に豪雪をもたらし、癇癪もあらわしきれないほどうらめ
しい空のつづきから下りて来て吹く風だと思うと、鼻水も舌なめずりして唾に
して吐きたいような気持になる。本当に雪と戦っている皆さんはお気の毒だ。
私も秋田で5年間過ごしたことがあり、その初年が大雪ではたはた参った経験
があるが、今年のは、そんなもんじゃないらしい。
 秋田市内に住まわれる一層楼さん(画家.句師)にTELすると屋根の上に
1メートルも積もった雪下ろしが、人を頼んでやっと今日行われているところ、
とのことだ。氏のHPで披露されてる句にも、12月の六句のうち五句までが
雪をとりあげたもの、なるほどと思う。それにしても雪は早く止んでほしい。

 四日になって、新年のお参りに近くの大国魂神社へ行ってみた。両脇に屋台
店の連なる参道に、家族連れや友達同士が揃って拝殿へ往来する風景は正月な
らではのもの。笑顔が多くてよい。その笑顔を時々しかめたくなるほど冷たい
風が吹いていた。

 経団連の新年会では好景気の幕開けの年のような雰囲気が伝えられていたが、
庶民感覚の多くは大雪に覆われたり、冷たい風に吹かれながら、「もの言えず
環境が好転するのを祈るといった世情」だと言ったら、前号の風刺と重なって、
どこかから苦言をいただきそうだ。
 勿論風次郎も前途の明るい良い年を願う。しかし庶民といえども自己選択と
自己実現力によらなければ、容易く豊かさは得られない時代に変わってきてい
るのではなかろうか、その風も冷たい。
 世のリーダーには大いに頑張ってほしいと思う。そして自分もあまり他人を
頼らず慎重に生きよう。
 社会がオープンになり、自由になればなるほど自分力に頼らざるを得なくな
るのだから。1月21日には「自立人間をめざす会」に出席することにした。


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