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風次郎の『八ヶ岳山麓通信』No140

八ヶ岳
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                  畑仕舞い
                                                     風次郎
                                                  fuujiro@jcom.home.ne.jp

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「桃栗3年、柿八年」と言われる。栗は南天寮に通うようになってすぐ植えたもの、
東京日本橋の果物屋の店先にあった苗である。柿は遊びに来た友人のO氏が
「それだけでは寂しいから」と持ってきてくれたものである。
 言われるとおりに「栗」は3年目に5つほどのイガをつけ、6年目になる今年は
3キログラムもの収穫があった。
 柿は植えたのが2年あとだし、年期も来ていないので、
まだ実をつける様子はないが、こちらも本当に8年で実をつけるのだろうか?
もっとも柿は本家の畑に1本我が家専用?に収穫をさせてもらっている木があるので
とりあえずは間に合っているが。 
 
 栗の実を東京に持ち帰ると、はなが早速「栗ご飯」を炊いて町田に居る孫の
運動会のお弁当に届けていた。私にとっても「栗ご飯」と「稲荷寿司」は昔から
運動会の定番で、秋の懐かしさが呼び戻される。
 栗に秋を感じさせられる。

 栗の実の収穫の後、畑でその木をしみじみ眺めるとずいぶん背も高くなったし、
畑に陣取る面積も大きくなった。葉が落ちきったら少し手を入れて切らねばなるまい。
 東京に引き上げた今年は、菜園で過ごす時間も極度に減った。殊に毎朝毎夕眺めたり、
少しづつの手入れをしなくなると、作物の生育は乱れ、雑草は繁るほどになっていく。
夏場は通うたびに草取りを余儀なくされるので、楽しいとばかりは言っていられない。

 栗の実の収穫を終えて、ネギのみが残る菜園を片付けることにした。
 キュウリの棚をはずし、もろこしの立ち木を抜き、こちらも抜き取ることから
始めねばならない雑草を除いていく。
 栗の木が存在する面積を広げたからではなくとも、来年は耕作する菜園を狭め
ることにしようか、などと消極策を巡らしたりしながら、きれいに草を取り去って、
黒土のそれなりの広さに戻った畑に目をやると、シーズンの終わりをつくづくと思う。
 すでに白樺やたらの木の葉は黄色く、さつきは赤く染まっている。庭の花々も
コスモスの終焉が花を残しながら薮となって乱れ、日向に真っ赤なサルビア、
マリーゴールドが精彩を放っている。
 これからは菊の出番だ。
 「来週あたり、八つ岳の裾に落葉松の黄葉を見るかも知れない。」
 この週末の雨が南から運ばれる風との別れとなるのだろうか。

 風が変わればすぐに霜月、天候が変わりすじ雲の空と澄んだ星空の期待できる
初冬の季節が巡ってくる。


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