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風次郎の『八ヶ岳山麓通信』No137
百合園(2)
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2005年9月17日
秋
風次郎
fuujiro@jcom.home.ne.jp
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空気がすっきり、朝の爽やかさがこの上ない心地よい日々である。
秋、時に夏の暑さを感じさせる日をはさみながら、高原は静かな美しい秋の彩
を匂わせる季節になった。その夏の暑さを感じさせる日光をさんさんと浴びなが
ら白樺林の伸びきった夏草を刈っていると、この夏の思い出がよぎる。例年のパ
ターンがそう変わるわけではないのだが、それぞれの夏はそれぞれの印象を残し
て過ぎていく。
白樺の木に菜園から這い伸びてきた「夕顔」の弦がからまり、高い枝に2つも
3つも実がつるさがっていた。このところ私の作る「夕顔」は、畑や土手に這わ
せていたのだが、父母がここで暮らしていた頃は、軒先に屋根まで届く棚を掛け、
屋根に上って収穫したものだった。白樺の木につる下がっている「夕顔」も奇妙
ではあるが悪い風景ではない。梯子を掛けて収穫するのも楽しい仕事になった。
草花はこれからシーズン仕上げの花を咲かせて、また枯れていくのだろう。2、
3ヶ月の彩の季節の後に。
野道を歩けば息の長い槿の下にコスモス、萩などの群生が目立つ、そしてオミ
ナエシ、フジバカマなど秋の七草が、今年の強かった夏の日光を受け止めてしっ
かり伸び上がった茎の先に、あざやかな色の花を咲かせ始めている。
南天寮の庭にも、今年は少なかったキキョウの花は実になって枯れ、萩の株の
枝が孔雀が羽を広げたように垂れ下がっている。よく見ると、その脇のススキは
穂が白くふんわりとしてきたものもある。
武蔵野のススキはこれからなのだけれど。
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