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風次郎の『八ヶ岳山麓通信』No134
芙蓉
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2005年8月27日
夏の終わり
風次郎
fuujiro@jcom.home.ne.jp
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庭の萩がすこしづつ花の数を増やして色づく、
夏の終わりだ。
台風が来て、列島を騒がせ、進路にあたった地域の人をなやませ、
一つ去るごとに、らしい秋の風が吹き始める。
涼を求めて、ここに集い、思い出話に花を咲かせた知人たちの、
家族にとってささやかなゆとりのときの、季節の転地生活の、
盆の行事のさびしげなざわめきの、
夏がいく。
多くの人はざわめきをおいて去っていった。
そして私の、
一人の孫は元気な滞在を過ごして日焼けした笑顔で去り、
一人の孫は父親の転勤であわただしく、
高原の夏休みを割愛して、アメリカに発った。
今年の夏、
思い出の夏をアルバムにしまうのも、
新たな一時の別れに手を振ってたたずむのも、
まだ暑い夏の季節のなかなのにさびしい。
なにやら大事なものが遠ざかっていくような、、、
いつも出会いが生まれるのに
いつも別れがある。
いつも喜びがあるのに
いつもさびしさは訪れて
うつろな余韻ばかり、、、
時のながれというのだろうか。
季節がいく。
夏がいく。
暴れた台風の余波の風が、
少しばかりの優しい秋を思わせて、
庭の花を揺らしながら、遊んでいる。
今、庭に立てば、
夏がいく。
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