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風次郎の『八ヶ岳山麓通信』No126

     
     ネムのはな

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                                                2005年7月3日
                 7月の唱     
                                                     風次郎
                                                  fuujiro@jcom.home.ne.jp
            

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 梅雨の中休みだ。
 青空が嬉しい。
 昨日の午後は、雨上がりで見えるようになった八ヶ岳の上の空に
 夏雲がかかっていた。

 今朝の爽やかな陽射しは、夏の香りを乗せて----、
 ツユクサの青、サルビアの赤、マリーゴールドの黄、
 卯の花の白、ねむの木の白、やまぼうしの白
 みんな夏の色。
 ヤグルマソウが朝陽を浴びて咲いている。
 
   水不足といわれる夏だが、
   照っても、降っても畑の賑わいは変わらない。
   広い大地に点在するのは農作業だけの賑わい。
   これが生活を滲ませる風物、
   しかし、物語の内容は年毎に変わってつづく。

   去年より良い収穫、去年より多い収穫、
   去年よりうまいとか、
   ----だめだとか。
   苦楽はドラマのように変わる“自然とともに”の世界の人々。

 「降ってよかったね!」と言おうか、「晴れたね!」と言おうか、
 行き交う人への挨拶に戸惑ったりして、

 でも僕は青空の方が好き。
 たまに来る高原で、爽やかな夏に触れて過ごせるのだから。
 夏が来て、沢山の花たちに巡り会えるから。

   

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