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風次郎の『八ヶ岳山麓通信』No120

     
     残雪に新緑の松之山、目覚める風景

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                                                2005年5月21日
            初夏の旅    
                                                     風次郎
                                                  fuujiro@jcom.home.ne.jp
            

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16日には越後松之山へ、19日からは能登半島を巡る旅に、今週は2回
も出掛けてきた。
 松之山は旧来、妻はなが参加させてらっているテニス仲間の家族連れが、
一緒に山菜採りをしながら新緑を楽しむ恒例のドライブツアーである。
 毎回Y氏の提供するミニバスにお世話になって、和気藹々の楽しいツアーだ。

 谷川岳の向こう側は朝方雨だったが、松之山到着の10時頃にはスカッと
青空になって、ブナの若芽が出揃った「美人林」の中の、まだ厚く残る雪の
上を歩く森林浴を楽しんだ。「美人林」の中ほどには、雪解け水を湛えた小
さな池があり、それを跨ぐ20mほどの木の橋が掛かっている。橋の上から
水面を見ると、雪の間に並び立つブナの新緑の枝葉が、高窓からそそがれる
光に照らされているように、陽に煌めいて映されていた。
 過ぎ去ったこの冬の雪が、信濃川沿いから日本海にかけての豪雪を偲ばせ
るのに十分な残り雪である。

 山菜は松之山よりひとつ先の松代(まつだい)城周辺に少々見つれられた
程度、収穫は少なかったが、残雪の白の中にあざやかな若緑が広がり、雨上
がりの青空に生える全くすばらしいパノラマ風景に、感嘆の声を上げずには
いられないほどであった。

 19日からは風次郎の元勤務していた会社の同期会。たまたま8人のうち
2人が金沢に在住しているため、彼等が今回メニューを編成してくれたものだ。

 上越新幹線を越後湯沢で「ほくほく線」に乗り換えて、3日前に残雪とともに
眺めた新緑の合間を日本海へむけ、列車はトンネルの多い山間を進んで行っ
た。そして山の緑を抜けて直江津の海の青さが目に入ってくると、その浸みるよ
うな青さもまたあらためて清々しいものであった。
 日ごろ山に生活するものにとって、海はまた別世界、広大に続く爽やかな目覚
めを感じさせられる程であった。
 この旅も天気に恵まれ、連日サンサンと初夏の陽を浴びて過ごすことができ
た。
 能登半島は先端の禄剛岬まで行ったが、日本海を眺めながら、魚津、富山、
高岡と左に白馬、立山連峰を仰ぎながら、往復した鉄道の旅もよかった。
 雪模様を中腹までくっきりと残した山並みが、晴天の元に静かに流れる車窓
にも堪能した。

【写真集(20枚)を八ヶ岳山麓通信HPのギャラリーに展示中です。】
 
                             (風次郎)

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