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風次郎の『八ヶ岳山麓通信』No114

     
 国立一橋大学前の桜

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                                                2005年4月9日
                  本物の春    
                                                     風次郎
                                                  fuujiro@jcom.home.ne.jp
            

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実は先週が元の会社の仲間の花見会だった。
大体4月の最初の週末に小金井公園に集う慣例になっていてもう15年も続いて
いる。
“今年は少し早すぎるかな?”と幹事が気を揉んでいたが、
案の定まだ花は広い小金井公園全体を探してもちらほらといったところ。
蕾は膨らんではちきれんばかりではあったが蕾桜の下の宴会になった。
 こんなことは今まで無かったが、花より団子宜しく17人の仲間は和気藹々と
旧交を温めて盛り上がり十分。幸い暖かな日だったのでゆるりと過ごせたし、
公園は花が無いので例年の場所取り合いも見極めもいらない。
穏やかな雰囲気の中で人混みはいつもの通りごった返していた。
今週が丁度見ごろである。

 今は東京の桜名所になった国立のメインストリート学園通り、桜通りも
見事に咲いた。遅い春ではあるが春がやってきた。
先週はNHKが桜の中継を予定していたのに、桜が咲かないので、
「“桜のサクラ”を調達するわけにもいかないし!」とモニターのO氏。
桜が咲きこれでやっと本物の春が来た。

 そのO氏なども含めて、
一橋大学の陸上競技場には毎朝ジョギングやラジオ体操を心掛ける人たちが
集まる。
ひと頃大学構内の管理上の問題から、早朝の立ち入りに規制が掛けられそうに
なったが、集まる人々の情熱や人柄が理解されて、今や初老と大老ばかりになった
メンバーは、朝の発声練習(井戸端会議風)も伴うこの集いを楽しんでいる。
 みな古いこの土地の住民。「大学構内に出入りすることにさえ自由な風土が
失われるのか!」と武蔵野の雑木林に連なるこの国立の森を懐かしみつつ、
今朝は“学校に原則として門囲いをすることについて”息巻いている昔青年もいた。

 遅かった春、地震、花粉症、自然の営みに微妙な異変を感じつつ、
人の世、時代の移り変わりをことさらに、
感傷的に受け止めたくなるこの頃である。 

                             (風次郎)
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