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風次郎の『八ヶ岳山麓通信』No109

  
 北横岳・縞枯れ山
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                                                2005年3月5日
                  もどり冬
                                                     風次郎
                                                  fuujiro@jcom.home.ne.jp
            

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“もどりふゆ それもよかれと 酒をのみ”

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 なんという3月なのか
 寒風吹きすさび
 肌を空気にさらすことを避けたくなるほどだ。
 いつもの年なら
 少しでも春を感じようと
 風を切って戸外を動き回りたいときなのに、

 なんという名ばかりの春先なのか、
 家の中でさえ摂氏マイナスの朝が4日も続く。
 海抜1000mの高原とはいえ---
 「三寒四温の筈なのに!」と故事をも疑ってしまう。

 なんという寒い3月入りなのか
 日陰に残る雪はコチンコチンになって
 埃を被って頑固に融けようともしない。
 お日さまの光が負けそうだ
 本当に春が来るのだろうか

 「春一番が吹いた」ととっくに風の便りを聞いた
 同じ日本の南の端では、
 「20℃を超えた暖かさ」と伝えてきた、一月も前---
 なのに、今は冬に逆戻りだ。
 「北の国では雪5尺」とメディアが叫ぶ。 

 なんという寒さの気にかかる3月入りなのか
 冷たい風は北から来るというのに
 最早逞しすぎる木々から花粉を運んでくるとも、
 南海上を通る前線が西から東の海岸線に雪を降らせるとも、
 
 なんという説明のつかない春先なのか
 なんという---
 
 愚痴をコタツで温めながら
 ただただ春を待つ
 おかしな季節のうつろいを眺める
 
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 半月が西山に落つ 夜寒かな

 名残雪舞えば 心の春遠く
                      (風次郎)

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