☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
風次郎の『八ヶ岳山麓通信』No108
上川の白鳥(050224)
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
2005年2月26日
上川の白鳥
風次郎
fuujiro@jcom.home.ne.jp
фффффффффффффффффффффффффффффффф
春一番の報が行き交っているが、富士見高原は毎朝雪が舞う。上雪ではある
が、23日(水)はかれこれ3時間も吹雪いたし、24日(木)は5センチも積もった。
今日も雪が舞う。冬の厳しさはまだ残っている。
とは言うものの室内では摂氏マイナスにはならなくなった。
富士見峠から諏訪湖の盆地まで下っていくと、茅野から先にはほとんど積雪
が見られなくなったから、確実に春の足音が聞こえるということか。
上川の堰に群れている白鳥達も、そろそろ北へ帰る準備を始めたようだ。
浅瀬に集団ごとに集まって、羽ばたいたり、もつれ合ったり、ガーガー、ばたば
たとせわしい。白鳥達の信州での他の越冬地、豊科町の「犀川白鳥湖」や、
すぐ隣の「諏訪湖」では既にシベリアへの旅立ちが始まっているそうだ。
しかし、上川には今245羽がここに羽を休めているとのことである。
白鳥達の世話を毎年続けて11年になるという上川白鳥の会の岡村さんは、
今シーズンの始めには「もう年だから----」と餌を与え続けることの大変なこ
とをもらしていたそうな。――時には怪我をした白鳥の救助もしていたし。
「誰か引き継ぐ人は----」と考えるのが本音だろう。動物を愛でる事もままな
らぬものである。
風次郎は去年、夕暮れの空に白鳥達の一団の群れが北へ向かう様子を見た。
春が来るとはいえ、去って行く風景は物悲しさをく感じさせるものである。
それが白鳥達にとって、来年ここへきて餌がもらえなかったときはと思うと余計に。
風次郎も4月になれば、再びこの地を発たねばならない。
せめて少しでも新しい世界を見て生きようと思う。
(風次郎)
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
メルマガ「八ヶ岳山麓通信」のNo109へ
メルマガ「八ヶ岳山麓通信」のトップへ
風次郎の「八ヶ岳山麓通信」のトップへ
風次郎の「世界旅」へ